相手に好かれたいと思うことはありますでしょうか。それが、気になる異性や狙っている異性なら尚更、好かれたいと思うのが人間の性です。
今回は、人間関係でさらに一歩関係を深めるための方法をお伝えします^^
もくじ
合コンに参加した30代K子さんの話
K子さんは、結婚を視野に入れていたため、出会いの場に積極的に参加していました。その日も、K子さんは合コンに参戦。今回のお相手は同世代の商社マン。
そこで、運命的を感じるほどタイプのN氏に出会います。N氏はK子さんと同じ30代。仕事もバリバリできる男でしたが、仕事中心な生活を送ってきたため恋愛には縁がありませんでした。
そんなN氏に、一目惚れをしてしまったK子さんは積極的に話をします。話せば話すほど、K子さんはN氏に惹かれていきます。
話の流れでN氏の「趣味」の話になりました。
N氏さんは趣味とか興味があるものって何かあるんですか?
うん、ありますよ!僕の趣味は哲学書を読むことです。
(絶望的に私には興味がない…)※心の声
哲学書ですか…?
さて困りました、K子さんはN氏の興味がある哲学書を読むことに、絶望的に興味がありません。ニーチェを駄菓子と思ってしまうほどです…。
N氏の興味にK子さんはどのように反応すればいいのか?
会話の雰囲気はいいのですが、どんどんN氏は哲学について語り始めます。 K子さんの頭の中はチンプンカンプン。
ここで、N氏がこんな風に話を振ってきました。
ここでどのように反応するかが、N氏に好かれるかどうかの分かれ道です。K子さんは、N氏にお近づきになりたいと願っています。ここで、K子さんは失敗ができません。
はい、興味がありません…
………え
はい、K子さん失敗しました。
こうして、はかない恋は終わりを告げました…。
K子さんはどうすれば良かったのか?
突然、N氏から意味がわからない質問を投げかけられたK子さんは、「興味がありません…」ときっぱり言ってしまいました。N氏はテンションが下がり、最終的には連絡先も交換せず合コンを終えたそうです…。
では、この時、K子さんはどのように反応すればよかったのでしょうか?
興味の方向性だけでも合わせる
好かれたい相手と関係を深めたいのであれば、興味の方向性だけでも合わせるということが大切です。つまり、「今は知らない」でも「これから知りたい」という気持ちを伝えることが重要なのです。
ここで言いたいのは嫌いなものを好きになるとか、知らないことを知ったふりしろという話ではありません。嘘はよくありません。いずれ、バレます。
重要なのは相手の興味・好きなものを否定しないこと。
K子さんは、「ニーチェについては今は知らないけど、知っていきたいの」ということを、それとなく伝えられればその場は合格だったでしょう。
「知りたいと思う」というのは、相手の興味を否定していません。むしろ、興味はないけれども、興味の方向性は合わせていると言えます。
最後に
相手が好きなものに対して、「嫌い」「興味ない」とは率直に伝えることはあまりよくありません。それが気に入られたい相手なら尚更です。
嫌いなら嫌いで構わないですし、 興味がないなら興味がないでOKなのです。
ただ、否定をしてしまうと関係は一気に冷めてしまいます。「その趣味の魅力ってなに?」「好きになったのは理由があるの?」など、興味がなくても相手の趣味を否定しないように方向性だけは同じようにしましょう。
このことを学んだK子さんは数ヶ月後の合コンでD氏と出会い、全く興味のないD氏の趣味「ソクラテスの生涯と思想」の会話で盛り上がって、見事ゴールインしたとかしないとか…。
おしまい。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 「まったく興味がない」とは言わない!
- 相手の趣味を否定しない!
- 興味の方向だけでも向けた会話をする!
To be continued…