周りの人が自分のことをわかってくれないと思うことはあると思います。このとき、もしかすると思考が凝り固まっている状態かもしれません。少し柔軟な思考になってみませんか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は新しい考え方を受け入れるための柔軟思考のコツについて書きたいと思います。参考にしてみてください。
目次
凝り固まった思考から柔軟思考へ
周りの人が自分のことをわかってくれないと感じることはありませんか。
例えば、「こんなに忙しいのに上司はわかっていない」「こんなに家のことばかりやっているのに旦那はわかっていない」など、誰も自分の努力や功績をわかってくれないと感じることがあるかもしれません。
他にも「あの人は自分のことを嫌っているに違いない」とか「男性は弱音を吐いてはいけない」など何かを断定してしまう思考も凝り固まっている可能性があります。
そうならないためにも柔軟な思考を意識してみましょう。今回は日頃から意識してみたい柔軟な思考を手に入れる習慣を4つご紹介します。
柔軟な思考を手に入れる4つの心理習慣
①第一印象を疑ってみる習慣
僕たちは、ある程度第一印象で相手の評価をします。「この人は優しそう」「この人は警戒したほうよさそう」など、相手の第一印象で態度を変えます。
自分が感じた相手への第一印象は、なかなか疑うことはしません。
確かに第一印象が正しいという見解もありますが、あえてそこを疑ってみることも大切です。例えば、「この人は印象が悪いから離れよう」と思うのではなく、「第一印象は良くないけど、少し話してみると違う印象になるかも!」という風に考えるのです。
第一印象で決めつけていた思考が、疑ってみることで柔軟な思考になるでしょう。
このような思考になりがちな人は考え方が凝り固まっている可能性があります。
②権威に惑わされない習慣
「上司が言っているから間違いない」「テレビで言っていたから間違いない」「芸能人が使っている商品だから良い」など、偉い人や社会的に認められたものが言っていたからといって鵜呑みにするのもよくありません。
影響力のある人には権威があります。この権威は、ときに思い込みによって僕たちを惑わすことがあります。
芸能人のステマが問題になった時期もありましたが、見極めることが大切です。「誰が言っているか」ではなく「何を言っているか」だと理解しましょう。
③違う見方を探してみる習慣
あなたはコンプレックスはありませんか。もしコンプレックスがあるのであれば、コンプレックスを無くそうとするのではなく、活かそうするように考えてみてください。また、無理に活かそうとしなくても、悪いことではないと思えるような考え方をしましょう。
たとえば、あなたが「大勢の前では緊張してしまう」というコンプレックスを持っていたとします。味方を変えると、「少人数であれば問題ない」とか「緊張するのは、それだけ真面目だから」とか「緊張している人って意外と親しみがもたれやすいかも」など、必ずしもダメだと思っていたところが悪いわけではない思えるようになるはずです。
これまで生きてきたことの積み重ねで、さまざまなことを固まった見方をしがちです。あえて、違う見方や考え方をしてみることで、違う自分に出会えることもあるのです。
④柔らかい表現を心がける習慣
「〜すべき」思考の人っていますよね。どうしても自分で自分を追い込みすぎてストレスをためがちになります。
「仕事は3年は続けるべき」「母親は怠けちゃいけない」「恋人のために料理をつくるべき」というような思考を、少し柔らかい表現にしてみてはいかがでしょうか。
例えば「仕事は3年は続けられたらいいな」と表現を変えるだけで、柔らかい思考になります。
他にも応用として「失敗ばかり」を「失敗することもあるよね」と変換したり、「私ばかり」を「誰にだってある」という風に、凝り固まった思考を柔らかい思考になる表現をしてみましょう。これだけでも、ずーっとラクな生き方になります。
最後に
凝り固まった思考というのは、いわばクセです。クセは意識すれば改善できると思っています。ただ、クセは意識しないと気づかないものです。
もしこの記事をきっかけに「私ってもしかすると凝り固まった思考になっちゃっていたかも」という人は、柔軟な思考になる習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと、ストレスも少なくなり気持ちもラクになると思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●固まった思考はクセになっている!
●柔軟思考の習慣を取り入れよう!