大好きな人とのデート、大切な会議、重要なプレゼンテーションなど人前で発言する場面があると思います。
人前で話すことに何も緊張しない人もいれば、ものすごく緊張してしまうという人もいます。今回は人前で話す時に緊張しない方法を書きたいと思います。
もくじ
人前で緊張してしまうは自分のことしか考えていないのが原因
人前で緊張してしまうのは実は自分のことばかり考えているからです。例えば、「緊張しているのがバレたらどうしよう」「つまらないと思われたらどうしよう」「バカだと思われたらどうしよう」など自分がどう見られるかに視点が向いているから緊張をしてしまいます。
コミュニケーションは自分のことだけを考えればいいというわけではありませんよね。「相手のことを考えてあげること」も大切です。そして、相手のことを考えることでで緊張も和らぎす。
視点を相手に向けてみよう
コミュニケーションは1人では成り立ちません。相手があってこそです。であれば、相手に視点を向けてみましょう。例えば、相手からどう見られているかを考えるのではなく、相手の表情にや仕草、返答に注意を向けてみるのです。
そうすることで、相手に話が本当に伝わっているかなど読み取れます。つまり、相手に対する思いやりが生まれるのです。
まわりの物音に注意を散らしてみる
それでも緊張してしまうという人は周囲から聞こえてくる物音に注意を向けるという方法もあります。緊張してしまうというなは「失敗したらどうしよう」などネガテイブな方向に注意が向いているからです。その注意を散らすというだけでも効果があります。
オススメの「注意訓練法」
注意の向け方を学ぶトレーニング法があります。その名も「注意訓練法」です。このトレーニングは日頃からネガテイブ思考が習慣化してしまっているという人にもオススメです。
やり方は簡単です。
- リラックスしてイスに座って深呼吸
- 選択的注意:適当な環境音(外を走る車の音とか)に6分間ほど集中する
- 注意切り替え:適当な環境音を2つ選び(外を走る車の音+話し声とか)、30秒おきに交互に注意を向け変えるトレーニングを6分間続ける
- 注意分割:2つの環境音へ同時に注意を向け、3分間ほど集中する
周囲の音は車の音や冷蔵庫の音など環境音でオッケーです。最初は注意が散漫になりますが、慣れてくるとかなり集中できるようになります。
また、ある研究によるとこの注意訓練を2回やっただけで不安が解消したというデータもあるようです。ちなみに、「実践!マインドフルネス」という本には注意訓練用の音声CDがついてます。良かったら活用してみてください。
最後に
会議や商談、スピーチなど緊張する場面はあるでしょう。「失敗したらどうしよう」と思えば思うほど緊張してしまいます。それはそうですよね、その時の注意は「自分に向いている」のですから。
相手があってのコミュニケーションです。「注意を相手に向ける」ようにしてみてください。それでも緊張してしまうという人は、今回ご紹介した「注意訓練」をやってみてください。
意外と、どこに注意が向いているかをコントロールできることでで日常生活が楽になってきます。実践してみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 自分のことだけ考えていない?!
- 視点を相手に向けてみよう!
- 注意を散らして不安を取り除こう!
To be continued…