多くの人は「できなかった」という言い訳を作ること上手です。実は「できなかった」じゃなくて、それは「やらなかった」ということではありまけんか?
本音は面倒くさくて「やらなかった」のが理由ですが、もっともらしい理由を付けて「できなかった」と言い訳をしてしまうのです。
自分に当てはまってドキッとした人もいるかもしれません。「できなかった」と「やらなかった」には大きな違いがあります。
もくじ
できなかった?それとも、やらなかった?
例えば運動をすることを目標に掲げているとします。運動をするはずが「今日は雨が降ったからできなかった…」「今日は急に予定が入ったからできなかった…」と思ったことはありませんか。
実はそれって「できなかった」じゃなくて、「やらなかった」ことです。
雨が降っても室内で軽い運動はできますし、急に予定が入っても3分ぐらいの筋トレはできます。もちろん本当にできなかったこともあるでしょうが、本音を隠していることがあるということです。
自分に嘘を付く言い訳が上手になる
できなかったという一見正当な理由を作って、「自分に原因があるわけじゃない。外部に原因があるのだ」と他者や環境のせいにして納得しようとします。
これは人間の心理として傷つきたくないからです。自分がサボッたことを認めたくないから他者に原因をつくってしまうのです。原因は自分じゃないと思いたいのです。
「やらなかった」と認めてみよう
確かに傷つくのは怖い。ただ、問題を他者や環境のせいばかりにしていては何も解決しません。もちろん本当に外部に要因があることもあるでしょう。
問題なのは、外部のせいにすることが常習化している人です。
認めることは怖いかもしれないけど、まずは認めることが大切です。一歩、前進するために認めることから始めましょう。
少しでもいい
多くの場合、最初から「きっちりやろう」「完璧にやろう」と思うから継続できません。少しでも良いのです。
運動なら家で3分するだけでもいい良い、勉強なら本を5ページ読むぐらいで良いなど、少しでもいいからやっていきましょう。それで「やった」という感情を積み重ねていくことが何より大切です。
そのためにも最初から完璧さを求めるのではなく、少しでもいいからやってみることが大切です。
やらなかったら、やらなかったで良い
完璧を求める気持ちは置いといて気軽な感じで取り組めば良いでしょう。やらなかったらやらなかったで良いのです。ただし、やらなかった時に「できなかった」と理由をつけないようにしましょう。
人間ですから誰だって不完全です。そりゃあ、やりたくないという時もありますよ。
最後に
「できなかったことなの?本当はやらなかったんじゃない?」そんな風に自分に問いかけてみてください。
まずは自分の感情を隠さず認めていきたいものです。僕たちは無意識に不完全さを隠して完全さを求めることがあります。「人間、完璧な人などいない」とは誰かが言った言葉ですが、事実どこか不完全なところがあるのが人間です。
不完全さを受け入れて「不完全なりにも頑張ってるよ」と自分を認め褒めてあげてください。それで少しずつでも取り組んでいけばいいのです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 自分に嘘をつかない!
- 不完全さを受け入れる!
To be continued…