嫌いな相手がいるだけで毎日が憂うつになることもあるでしょう。「過去にひどいことをされた」「生理的に苦手」「攻撃的に接してくる」など、それぞれ嫌いになった理由があると思います。
そんな嫌いな相手とどのように接すればいいのでしょうか。今回は「嫌いな相手にはアサーティブな対応をしよう」というお話です。もし嫌いな相手がいて毎日が楽しくないという人は嫌いな相手との接し方を見直すとよいかもしれません。
もくじ
嫌いな相手がいるのは自然なこと
全人類を平等に愛しましょうといっても無理な話で、程度の差はあれど嫌いな人が存在することは当然です。生きていれば、あなたのことを嫉妬したり虐めてくる人もいるかもしれません。そのような相手を好きになるのは難しいことです。
まずは嫌いな相手がいていいということを容認しましょう。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いでいいじゃないですか。大切なのは、嫌いな相手とどのように付き合うかです。そこで、おすすめの方法が「アサーティブ」という対応です。
アサーティブとは
嫌いな相手はどのような人でしょうか。例えば、あなたのことを威圧してくる、悪口を言ってくるなど攻撃的な相手だとします。このような攻撃的な相手に反撃することは逆効果です。だいたいが、相手を逆なでして最悪の場合共倒れです。攻撃的な相手に反撃するというのは、割に合わない対応と言えます。
そこで、アサーティブという対応が最も効果が高いと考えられます。アサーティブとは「自分の気持ちや考えをまっすぐ表現する」ことを意味します。つまり、対等な関係で自己主張をするということです。この方法はアメリカで1950年代から広まってきたコミュケーション方法です。
3つの人間タイプ
アサーティブの捉え方では、人間を3つのタイプに分類します。
仕事や家庭など環境によって、人はこのタイプのどれかに属すると言われています。ここで意識したいのが3つ目のアサーティブタイプです。このタイプは、相手の自尊心と自分の自尊心を大切にしながら柔軟に対応できます。(ドラえもんは、本当バランスよくキャラクターが作られてますねw)
アサーティブな対応をしよう
例えば、あなたに対して怒鳴ってくる相手がいたとします。このような相手に、萎縮したり、媚びたりることはよくありません。これでは相手のペースになってしまいます。冷静に落ち着いて対応することです。
大切なのは相手のペースに乗せられないことです。あなたが受け身的になれば、相手は攻撃してくるかもしれません。あなたが攻撃的になれば、相手も攻撃的になるかもしれません。
重要なことは、お互いの意見に賛同できないときにお互いが歩み寄り妥協点を探ることがアサーティブなあり方であると言えます。
最後に
アサーティブな対応を自然とできるようになるためには、あらかじめ脳内トレーニングをしましょう。基本的に冷静で落ち着いた対応をすればよいのです。嫌いな相手から攻撃を受けていることを想像して冷静に対処している自分をイメージするのです。脳内トレーニングはわりと効果的なのでオススメです。
あと、テレビで警察が出ているドキュメント番組を見たことはありませんか。警察官の対応は非常にアサーティブな対応だと考えられます。酔っ払って暴言を吐く相手や攻撃的な相手、威圧的な相手に、日本の警察官は非常に落ち着いて冷静に対応をしています。
警察官が、このようなコミュケーションを訓練しているのかはわかりませんが学べるところはあると思います。嫌いな上司、理不尽なクレーマー、攻撃的な同僚とのコミュニケーションにアサーティブな対応を取り入れてみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 嫌いな相手が存在するの当然なこと!
- 相手のペースに乗らない!
- 嫌いな相手に落ち着いて冷静に対応する!
To be continued…