やるべきことが多すぎて考えがまとまらない。もっと論理的に考えたい。
もくじ
「A4メモ書き」で論理的思考が身につく
ココロクエストの記事では「モーニングページ」や「ジャーナリング」など、紙やアプリに書き出すことが良いですよという記事をよく書いています。今回、ご紹介する「ゼロ秒思考」も紙に書き出すための方法です。
「アイデアが出てこない」
「やるべきことが多すぎて、なにから手をつけたらいいかわからない」
「いつも考えすぎてしまう」
など、頭の中がごちゃごちゃした状態を、をシンプルに整理する必要があります。そこで、効果的な方法なのが「ゼロ秒思考」というわけです。
ゼロ秒思考とは?
ゼロ秒思考とは、マッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二氏が考案した方法です。「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」という書籍の中で紹介されています。
とてもシンプルなもので、簡単に説明すると「A4一枚のメモ書きで、心の整理をし、考えをまとめ、深めるトレーニング方法」です。基本的なやり方を、まとめると以下のようになります。
- A4用紙を横向きにして手書きで書く
- 書く内容は「タイトル」「日付」「メモ」の3つ
- タイトルは悩みや問題点等、何でも良い
- メモはタイトルに従って20〜30字程度を4〜6行書く
- 制限時間は1分
上記が赤羽氏が提唱する「ゼロ秒思考」の基本的なルールです。これを1日10ページ行うと良いと言われています。
実際にやってみるとこのような感じになります。
◆例:ゼロ秒思考(テーマ:理想的な休日を過ごすためには?)
こんな風な感じで書き出していきます。
ゼロ秒思考の効果は?
ゼロ秒思考は、A4メモを1分で書いていくというものです。
時間制限があるからこそ、スピート感を持って考えるクセが身につきます。つまり、「ゼロ秒思考」を継続していくことで、問題点を把握し、次の瞬間には解決策が浮かぶという状況に慣れてくるということです。
実際に時間をかければ考えが深まるとは限りません。逆にダラダラ時間を使っているのは、まったくの無駄ともいえます。
頭の中がスッキリしない原因は、のらりくらりと考えているからかもしれません。
「ゼロ秒思考」を試すことで、もやもやした気持ちや感情、考え事を瞬時に言葉にすることができるようになります。
これは、赤羽氏によるとロジカル・シンキングを発揮している状態だということです。
最後に
今回は「頭の中がごちゃごちゃ」した状態をスッキリさせる方法として「ゼロ秒思考」について書かきました。
用意するものはA4用紙とペンだけです。これだけで、思考が整理され、しかもロジカルシンキングが身につくと言われています。
ただ、これも1度や2度やって終えるのではなく、習慣化することに意味があります。
テーマは「今週は何をすべきか?」「今度の旅行の計画は?」「より仕事を楽しくするためには?」など、思い付くことなんでも構いません。僕は、よく朝に「今日を充実させるためには?」というテーマでゼロ秒思考を実践することがあります。
今、悩んでいることや考えていることなど自分なりのテーマで試してみてください。そして、自分にあう方法だと思ったら日々の習慣に取り入れてみることをおすすめします。
「ゼロ秒思考」のときに愛用している、赤羽氏おすすめのペンがこちらです。この書きごごちで、この安さ!本当にコスパ最高すぎるペンだと思っています。今では「ゼロ秒思考」をするとき以外にも愛用しています!
今日のクエスト~LevelUpポイント~
● 脳内整理にゼロ秒思考を取り入れよう!
● A4用紙とペンだけで論理的思考が身につく!
● 気に入ったら日々の習慣に取り入れよう!