15年以上前に出版されて各国でベストセラーとなった本「チーズはどこへ消えた?」。ご存知の方も多いと思いますが、改めて読み返してみると、かつてのベストセラーになった本だけあって素晴らしい内容です。
もし転職は独立、恋愛や結婚など「新しくやりたい事があるけれど、一歩踏み出せない…」という人には感動と勇気が貰える本ではないでしょうか^^
もくじ
「チーズはどこへ消えた?」 byスペンサー ジョンソン
著者は医学博士であり、心理学者でもあるスペンサー・ジョンソン氏。15年以上前に出版された本で、IBM、アップル、ベンツ等々、世界のトップ企業がこの本を社員教育に採用されたとも言われています。
Amazon内容紹介(あらすじ)
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。
IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。880円でアナタの人生は確実に変わる!

- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 153回
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この物語に登場するのは、ネズミのスフッフとスカリー、小人のヘムとホーです。2匹と2人は「迷路」のなかに済、「チーズ」を探すという物語です。
「チーズ」とは、僕たちが人生で求めるもの、つまり仕事、家族、財産、健康、精神的な安定…等々の象徴をあらわしています。
「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社、地域社会、家庭…等々の象徴をあらわしています。
一見、シンプルな物語なのですが、いかに柔軟に変化に対応すべきかを説く深い意味と内容がこめられています。
常に変化を恐れずに行動することが大切!
僕たちを取り囲む環境では、常に変化が起こります。転職や結婚など、人生の節目となることもあるでしょう。ただ、人は現状維持を望みやすい気質があり変化に恐れを持っています。
だからこそ、この本で主張されている「常に変化を恐れずに行動することが大切!」というものは心にグサッと響く人が多いのではないでしょうか。
最近思うのですが、人生は先が見えなくて当たり前。確かに目標やビジョンを持つことが大切なのですが、10年後や20年後に日本や世界がどうなっているのか、いや自分自身がどうなっているのか、なんて具体的にはわかりません。
10年前や20年前の自分自身がどうでしたか?今の自分の働き方や結婚、住んでいる場所など、想像通りでしょうか。
先が見えないからこそ不安があって当たり前という前提でも悪くない思います。ただ、僕たちに必要なのはより良い方向を選択できる洞察力と状況の変化に対応できる適応力なのかもしれません。
(p.65)
これまで犯した過ちを振り返り、将来の計画に生かそうと思った。人は変化に対応することができるようになるのだ。
それは、物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動きこと。問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。
小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。
変化に早く適応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。
最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。
最後に
かつてベストセラーになった本だけあって、素晴らしい内容です。本書はわずか90ページの短い物語です。普段、本を読まないという人でも読みやすい内容だと思います。
また、自分が抱えている今の問題点と照らし合わせながら読み進めることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。背中を押して欲しい時に、是非読みたい一冊です。

- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
★恐怖をのりこえれば楽になる!
★新しい方向に進めば、新しいチーズが見つかる!
★変化に対応する勇気を持とう!
To be continued…