「自分らしいキャリアを築きたい」そう思う人はいるはずです。ただ「自分らしいキャリア」って抽象的でどうすればいいのかわかりにくいですよね。
そこで参考にしたいのが、投資家のウォーレン・バフェットさんが素晴らしい表現を残しています。それが「能力の輪」です。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『自分らしいキャリアを築く「能力の輪」』というお話です。
目次
「能力の輪」を意識したキャリアデザイン
「自分らしいキャリアを築く」「自分らしく生きる」という言葉をよく耳にしますが、具体的にどうすればいいのかイマイチわからないですよね。
ウォーレン・バフェットさんの「能力の輪」という表現が参考になります。下記、バフェットさんの人生のモットーをご紹介します。
「自分の『能力の輪』を知り、その中にとどまること。輪の大きさはさほど大事じゃない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見きわめることだ」
「能力の輪」にピントを合わせよう
「能力の輪」をもう少しわかりやすく噛み砕くと「向き不向き」ではないでしょうか。どんな人には向き不向きがあります。
能力の輪の内側にある、つまり自分に向いていることに時間と労力を費やすことがキャリアを築く上で望ましいと考えるのです。
あなたは自分が何に向いているのかわかりますでしょうか。
ここを明確にしておくことが大事です。もしわからなければ、ストレングス・ファインダーなどを用いて分析してもよいかと思います。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
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欠点より能力を伸ばす
欠点を克服するというのは、相当な時間と労力を要します。
『Think clearly』の著者ロルフ・ドベリさんも『実際、能力の輪の中にいる優秀なプログラマーは、能力の輪の外側にいる平均的なプログラマーに比べて、1000倍も早いスピードで問題を解決することができる』と本書内で述べています。
つまり、自分に不足している能力に不満を感じる暇があれば、「能力の輪」の内側のことをしたほうが1000倍も価値があるということです。
自分らしいキャリアを築くためには、まずは自分に向いていることを明確にすることです。つまり、自分の得意分野を知ることです。
得意分野が明確になれば、そこに時間と労力を費やします。そうすると、成長速度も人一倍早く、さらに成果にも繋がりやすくなるでしょう。
自分らしいキャリアを築きたい人は、「できないことに不満を抱える時間」を「得意なことを磨く時間」に変えてみてはいかがでしょうか。
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●「能力の輪」を意識してキャリアを築こう!
●人には向き不向きがある!
●得意分野を磨く努力をしよう!