あなたは色々と頭の中で考えるタイプでしょうか。そのとき、脳内で様々な会話をしていないでしょうか。頭のなかで起きるひとりごと、つまり「脳内のおしゃべりさん」と上手に付き合うことが大事です。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『「脳内のおしゃべりさん」と仲良くなる5つの方法』というお話です。よく頭の中でひとりごとをする人は参考に読んでみてくださいね。
目次
メンタルにも影響する脳内のおしゃべりさん
よく考える人は、頭の中でひとりごとをします。この「脳内のおしゃべりさん」は、多くの場合はうまく機能するのですが、ときに悪い面にも影響を及ぼします。
たとえば、過去の出来事や将来の不安、自分の欠点などを考え始めたらとまなくなったことはないでしょうか。これを「反すう思考」といって、いつまでも自分の欠点や問題を繰り返し考えてしまう思考のことを言います。
反すう思考がメンタルに良くないのは言うまでもありません。クヨクヨと考えてしまえば、いつの間にか自己嫌悪に陥ってしまうのでメンタルに悪いのは容易に想像がつきます。
では、どのように「脳内のおしゃべりさん」と付き合っていけばいいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
「脳内のおしゃべりさん」と仲良くなる5つの方法
①一歩引いて考える
脳内の声は、どうしても自分と表裏一体です。視野が狭くなり、一度ネガティブな方向に考えてしまうと、「自分ごと」と捉えすぎて、それが連鎖してさらにネガティブな思考になってしまいます。そこで「一歩引く」ことが重要です。
- 考え事を紙に書き出す。
- 友達にアドバイスするように考える。
- 「私は」ではなく「◯◯(自分の名前)は」「彼は」という人称を使う。
- 尊敬する人の立場になって考える。
上記のような方法を使えば、一歩引いて考えることができます。しっくりくる方法で脳内で「一歩引いて」考えてみましょう。
②セルフハグ
自分をムダに責めてしまえば、心が病んでしまいます。逆に自分に優しくなれば、心が満たされます。そこで、おすすめなのが「セルフハグ」です。
「体に触れる」ことに大きな癒しの効果があると言われています。お金もかからず、すぐに実践できるので、もし脳内で悪い思考になりそうになったら「セルフハグ」を試してみるのもおすすめです。
③10-10-10(テン テン テン)
10-10-10(テン テン テン)という技法があります。「10-10-10(テン テン テン)」とは、ジャーナリストのスージー・ウェルチさんが開発した意思決定のフレームワークです。
「10分後」「10ヵ月後」「10年後」といった時間的な距離をつかって考え深める手法です。詳しくは下記ブログをどうぞ。
④やっぱり自然は偉大
景観の良い大自然を歩くだけでも不安が安らぎ、あまり自分のことでくよくよ悩まなくなるといった研究結果があります。都会の真ん中にある緑豊かな公園を歩くだけでもよいので、考え事は自然の中で行うのも一つの方法ですね。
⑤整理整頓を行う
自分の部屋や机の上が散らかっていると「自分はダメだ」という感覚が生まれ、ますます心の中が乱れてしまいます。そこで自分がいる空間を整えることは心のネガティブな声を抑えるのにとても効果があります。
居心地のよい空間で過ごしたほうが日々の疲れも癒され、考え事も整理されていきます。自宅の整理整頓、身の回りの物の配置を工夫してみてください。
今回は『「脳内のおしゃべりさん」と仲良くなる5つの方法』というお話でした。反すう思考はメンタルに悪影響を及ぼす恐れがあります。
なので、上手に付き合っていく必要があるんですね。今回ご紹介した方法を試してみて「脳内のおしゃべりさん」と仲良くしてみてください。きっと「脳内のおしゃべりさん」は、あなたの力強い味方になってくれるはずです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●反すう思考はメンタルによくない!
●まずは一歩引いて考えてみよう!
●脳内のおしゃべりさんを味方につけよう!