あなたは 「がんばる」という言葉を聞いてどのように感じるでしょうか。
「何だか疲れる言葉」と思う人もいれば、「モチベーションか上がる言葉」と思う人もいると思います。人それぞれ捉え方が違います。
理由は「がんばる」には2種類あるからです。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『「がんばる」には2種類ある。自分を活かす頑張り方』というお話です。
目次
「がんばる」には2種類ある
あなたは「がんばる」という言葉にどのような印象を受けますか。この場合は他人から言われる「がんばれ」ではなく、自分で思う「がんばる」です。
「がんばるのに疲れました……」と話す人がいます。その一方で「がんばることでやる気がわきます!」という人もいます。
もちろん持って生まれた性質もありますが、これは「頑張り方」が影響しています。 そのためには2種類の「がんばる」を知っておく必要があります。
苦手を克服する「がんばる」
もし、あなたが「がんばることに疲れた…」「がんばるためのやる気がわかない…」と思っているのであれば、おそらくそれは苦手を克服するための頑張りだからです。
苦手を克服しようとすることはとても大事です。
ただ苦手を克服するためには、人一倍の努力が必要になったり、努力するわりには思うような成果につながらなかったりします。つまり労力がかかるのです。
たとえば、掃除が苦手なのに部屋をピカピカにするためには努力が必要です。もちろん、苦手を克服しようとすることは素晴らしいのですが、思うような結果につながらないので疲れてしまうのです。
そして「どうしてこんなに掃除ができないんだろう」と落ち込んでしまうのです。
得意を活かす「がんばる」
そしてもう一つの「がんばる」が得意を活かすことです。
この頑張りは、意外と本人は頑張りだと気づいていないことがあります。
周りから「すごいねぇ!」「よくそんなに頑張れるねぇ!」と言われるものの本人は「そんなに頑張っているかな?」という具合です。これは本人にとって得意なことだからです。
たとえば料理が得意だとします。料理のためにレシピを調べることや入念な下ごしらえ、味付けの工夫などに時間をかけることをいとわないのです。料理が苦手な人からすれば、それらは真似できない努力に見えます。
もともと得意なことだから自然とできているのです。
得意を活かす「がんばる」時間を増やそう
2種類の「がんばる」があるとお話しました。
・苦手を克服する「がんばる」
・得意を活かす「がんばる」
あなたが今頑張っていることは、この2種類のどちらの「がんばる」でしょうか。 苦手なことを克服しようとばかりしていませんか。
得意を活かす「がんばる」時間を増やしていきましょう。 学校教育では苦手な科目があれば苦手科目を平均点以上になるように教えられました。
苦手なことを克服しなければいけないと思い込んでいる人もいるかもしれません。 僕らの時間は有限です。24時間をどのように使うかは自由です。
できれば、苦手なのことばかりに時間を奪われるよりも得意なことを活かす時間を持ちましょう。 自然とできてしまう得意なことはモチベーションも上がりますし、努力も苦ではありません。
苦手なことには小さな喜びを
とはいえ、どうしても苦手なことにも挑戦していく必要もあるでしょう。 その時は「小さな喜び」を実感するよにしてみてください。
掃除が苦手でも「今日はトイレ掃除だけはできた!」と「できた」ことに注力して喜びを実感するのです。 苦手なことで落ち込むのは「できなかった」ことに注力するからです。
苦手なことには小さな喜びを感じることで、無駄な落ち込みを減らせます。
もしあなたが「頑張ることに疲れた…」と思っているのであれば、それは苦手なこと克服しようとしているからです。 ということであれば得意を活かすための時間を増やしましょう。
得意を活かすことであればモチベーションも高く保てます。結果にもつながりやすいでしょう。 1日の「がんばる時間」をどのように使うか考えてみてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●「がんばる」には2種類ある!
● 苦手を克服することばかりだと疲れる!
● 得意を活かすための時間を増やそう!