何かを始める前に考える事・分析することは大切です。ただ、考えるだけ考えて実行に移せない人がいます。そのように行動に移せない人に隠れている心理は何でしょうか。
今回は結局のところ「やってみないとわからない」というお話です。もし、なかなか行動に移せないという人は参考にしてみてください。
もくじ
考えれば考えるほど行動できない
どうしても人はネガティブな方向に考えがちです。例えば、何かを始めようと思えば、まずはリスクから考えてしまうのです。つまり、考えれば考えるほど行動しなくてよい(リスクをとらなくてよい)理由を次から次へと見つけ出します。
確かに考えて分析することは大切です。ただし、考え過ぎは、行動の障害となり、行動すべきときに行動できなくなることを覚えておきましょう。
結局のところ、やってみないとわからないのです。
やってみないとわからない3つのこと
何かを始めようとするときに「やってみないとわからない」ことは何でしょうか。大きく分けて3つあります。この3つの障壁を知りましょう。
①恐れ・不安
何かを始めるときに恐れや不安がのしかかることがあるでしょう。確かに新しく始めるということは勇気がいることです。ただ、恐れや不安を乗り越えるための方法は「行動」しかありません。
もし恐れや不安で頭がいっぱいになるのなら、行動したら「失う可能性があるもの」を書き出してみましょう。案外、少なかったり、たいしたことなかったりします。また、失うとも限りません。
結局のところ恐れや不安を乗り換えるのもやってみないとわからないのです。
②方法
次が方法をです。やる前に考えた方法が正しかったかどうかはやってみないとわかりません。
例えば、新しくブログを開設しようと思って「はてなブログ」にするのか、「アメブロ」にするのか、「WordPress」にするのかブログを書く方法はいくつもあります。ある程度、分析をして、本当に自分に合ったブログはどれかだったかは、結局のところやってみないとわかりません。
③成功するか否か
どうせ新しく始めるなら成功したいものです。ただ、行動に移さなければ失敗もなければ、成功もありません。例え、挑戦した上で失敗したとしても経験やノウハウが身につくと考えれば、失敗とも言い切れません。
挑戦して失敗した後悔よりも、何も挑戦しなかった後悔の方が大きいと言われています。とりあえず、やってみる。もし、ダメだったら軌道修正をすればいいのです。
怒りが勇気を出させてくれる?
『「勇気」の科学 〜一歩踏み出すための集中講義〜』の著者、ロバート・ビスワス・ディーナーさんは、少し勇気を出さなければならない時は、怒りが湧いてくるような方法を考えるといいと言っています。
怒りの感情によって、私たちは自らの能力についての疑いや、自分のみを守れるかどうかという不安を乗り越え、強い気持ちで即座に行動するよう駆り立てられるのです。怒りは、あまり評判のよいものではありませんが、これは勇気と密接な関係をもつ感情なのです。
この考え方はユニークですね。ロバート・ビスワス・ディーナーさんいわく、怒りが勇気を奮い立たせてくれるということらしいです。個人的には感情的な怒りはよくないと思っているので、僕なりの視点で解釈するならば「悔しい気持ちをバネにする」ということでしょうか。
悔しい気持ちというのは原動力になります。実際に、自身のコンプレックスや失敗した悔しい気持ちをバネにした偉人や成功者は沢山います。何か悔しいと思った次の感情を活かして実行に移すための一歩になることは大いにあると考えます。
最後に
考え過ぎはよくありません。考えれば考えほど悪循環に陥り、解決策を探すどころか、解決できない事柄を次から次へと探していることも少なくありません。ある程度、考えて分析をすることができれば行動に移しましょう。
恐れや不安、方法や成功するか否かは、結局のところやってみないことにはわかりません。僕がいつもオススメするのは、小さな小さな一歩から始めることです。ほんの小さな1ミリだけ挑戦できることは何でしょうか。そこから始めてみるのも悪くありません。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 考えれば考えるほど行動できない!
- 感情をつかって勇気を出そう!
- とりあえず、やってみよう!
To be continued…