「忙しい、忙しい…」「時間がない…時間がない…」と周囲に言いふらしている人っていますよね。何がそこまで忙しいのでしょうか。
もしかすると忙しいのではなく「忙しいと思い込んでいる」だけかもしれません。それを判断するためにも「時間汚染」を考えることが有効的です。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『時間汚染を防ぐためにはシングルタスクを徹底しよう』というお話です。
目次
「時間がない」と思うと心に余裕がなくなる
あなたの周りに「忙しい」「時間がない」と言いふらしている人はいませんか。本当に忙しいときは意外とそんなことを言っている暇もありません。
「忙しい」「時間がない」と言いふらす人は、もしかすると「思い込み」が大きく起因しているのではないでしょうか。
または周囲に「俺はこれだけ頑張っているだ!」というアピールの一種で「自己顕示欲」があるのかもしれません。
ただ、どちらにしろ「時間がない」と思ってしまうと心に余裕がなくなりますし、作業にも集中できていないのでパフォーマンスの低下に繋がります。
時間汚染を防ごう
時間に振り回されなくなるためには「時間汚染」を防ぐことが大事です。これは色々なことを同時にやろうとすることです。
たとえば、あなたは「テレビを見ながらメールを書く」「食事をしながら仕事をする」「歯を磨きながらスマホでニュースを読む」など同時に作業をしていませんか。
これはいわゆるマルチタスクというものです。
心理学の世界ではマルチタスクは悪影響が大きいと言われています。マルチタスクの弊害としては「ストレスがたまりやすい」「ミスを誘発する」「記憶力の低下」「パフォーマンスの低下」などが指摘されています。
時間管理が下手にな人は「マルチタスク」が原因でパフォーマンスにも影響しているのかもしれませんね。
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一つの作業に集中しよう
マルチタスクが時間汚染になっているのであれば、一度に一つのことを片付けていくようにします。つまり「シングルタスク」です。
「メールを書くときはメールを書く」「本を読むときは本を読む」「食事をするときは食事をする」など一つ一つ作業をこなします。
「ながら作業」に慣れてしまった人には、なかなか難しいという人もいるかと思います。瞑想などマインドフルネスを日常に取り入れていくことで徐々に一つ一つの行動に集中できるように慣れていきましょう。
「忙しくない」と言い聞かせる
冒頭で忙しい人ほど「忙しいと思い込んでいる」というお話をしました。思い込みの場合は、その誤った認知を正す必要があります。
そのために忙しいと思うのであれば、何が忙しいのか箇条書きでいいので紙に書き出します。そして、それら作業にかかる時間も書いていきます。
そうすると意外と忙しくないことに気づくかと思います。
どうしてもマルチタスクの状態だと脳が「あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ」という状態になっています。脳がパンクしているので、タスクを整理した上で「思ったよりも忙しくない」と言い聞かせればいいのです。
そうすると心にも余裕が生まれ、あとはシングルタスクで一つ一つ作業をこなしていきます。シングルタスクだと作業効率が上がって効率的に取り組めるはずです。
確かに「時間がない…」と思いたくなるときもあります。本当に時間がないこともあれば、時間がないと思い込んでいる場合もあります。
そのための判断軸として作業がマルチタスクになっていないか考えてみてください。「あれもこれもやらなきゃ」という「ながら作業」は時間を奪う原因になっています。
一つ一つ作業に取り組むシングルタスクにしていきましょう。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●時間がないは「思い込み」かも!
●時間汚染に気をつけよう!
●シングルタスクを徹底しよう!