1日は24時間です。この時間を利用して「できるだけ」生産性が高い行動にしたいと思いませんか。こんなときToDoリストを2つに分けると良いでしょう。
それが「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」です。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『思考を使うToDo、思考を使わないToDoで生産性を高める』というお話です。
目次
高い集中力を発揮できるのは4時間が限界説
仕事で「もっと生産性をあげろー!」と上司から言われたことがありませんか。それでも仕事に要する時間は決まっています。
1日8時間勤務だとしても、8時間ずーっと集中できるとは限りません。たとえば「仕事はうかつに始めるな」の著者である石川善樹さんは「1日のうち、高い集中力を発揮できるのは4時間が限界」と言っております。
確かに高い集中力を維持できるのは、個人的にも4時間ぐらいなのかなと思うところがあります。
これは仕事に限った話ではなく、勉強や日々の作業をしているときも同じです。
そこで、僕は「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」という2つに分けることが大事だと考えます。(ToDoとは、するべきこと・しなければならないことと定義します)。
思考を使うToDoとは?
「思考を使うToDo」とは、簡単に言ってしまえば「頭を使う必要がある、やるべきこと」です。
頭を使うことには、高い集中力を要しますよね。先述の通り、1日のうち4時間の高い集中力を保てるときにこそ「思考を使うToDo」を実行するのです。
では、思考を使うToDoとはどのようなものでしょうか。
- メールの返信
- 報告書やプレゼン資料をつくる
- ブログを書く
- 読書
- ビジネスの構想を練る
- 勉強(暗記や計算など)
とにかく、自分の仕事や作業のなかで頭を使うような事が該当します。では、逆の「思考を使わないToDo」も見ていきましょう。
思考を使わないToDoとは?
「思考を使わないToDo」とは、「思考を使うToDo」とは逆で「(それほど)頭を使わない、やるべきこと」を指します。
では、仕事や日々の業務でどのような事柄が「思考を使わないToDo」となるのでしょうか。
- 引き出しの中の整理
- ファイリング
- スーツをクリーニングに出す
- SNSの流し読み
- レシートや領収書の整理
このような事が「思考を使わないToDo」に該当するのではないでしょうか。
「思考を使わないToDo」では集中力が切れたときに作業をします。
このように事前に「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」を2つに分けておき集中力が維持できる高パフォーマンスとそうでないときで使い分けるとよいでしょう。
限られた時間を有効活用しよう
今回ご紹介したことは、ぜひ1日24時間という限られた時間で高い生産性を求められるときに使ってみてください。無理する必要はありません。
人間には集中できる時間が決まっています。もちろん個人差はあるでしょう。それでも「24時間のうちのほとんどの時間が集中できるぜ!」という人は存在しません。
また、せっかく集中できる時間帯に生産性が低いことをしていてはもったいないです。
頭が動く時間に「思考を使わないToDo」を行うと生産性が低くなります。逆も同じで頭が動かないときに「思考を使うToDo」を実行するのにも無理が生じます。
つまり、大事なのは適切なタイミングで実行することです。
今回は「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」で生産性を高めましょう、というお話でした。
仕事や勉強にしても趣味の作業にしても、集中できる時間は決まっています。人は限りなく集中できるわけではありません。
適切なタイミングで適切なやるべきことを実行するためにも「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」を使い分けてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●人が1日で集中できる時間には限界がある!
●「思考を使うToDo」と「思考を使わないToDo」を分けよう!
●自分にあったタイミングで「やるべきこと」を使い分けよう!