上司や同僚、妻や夫、友達など、僕たち人間は共存して生きる動物です。そのため、たくさんの人と出会い暮らしています。そんな暮らしの中で、「イラッ」としたり「ムカッ」と感じることもあるでしょう。
確かに、「イラッ」とすることや「ムカつく」という感情も自分の中から出てくる大切な感情です。ただ、いつまでもイライラしていたり、ムカついていたりしても、相手との関係は平行線で解決しないことも、しばしばです。
そこで、今回は「受け入れる力」について書きたいと思います。きっと人間関係がより良くなるはずです。
もくじ
相手にムカつく理由
相手のことがムカつく理由というのは、さまざまあると思います。ここで一つあげるとするならば、「価値観の相違」です。
自分が正しいと思っていることが、相手にとっては正しいとは限りません。逆も同じです。例えば、朝食は、パン派という人もいれば、ご飯派という人もいます。このような日常の些細な事から、人生を変えるほどの重要なことまで、人が共存している以上、価値観の相違がしばしば起きます。
人間は、この価値観が違っているときに「なんで、わかってくれないのよ!!」と相手にイラ立ちを覚えたり、ムカついたりするのです。
自分の解釈で「色づけ」してない?
相手の言葉に対して、色づけして話を聞いていることはありませんか?たまに、絶対的に自分が正しいと思っている人が、自分の考えを押し付けてくる場面があります。
もしかすると、経験された人もいるかもしれませんが、「だから、◯◯はダメなんだ」「女のくせに…」「最近の若いやつは…」など、自分の固定観念だけで物事を話してくる人が近くにはいませんか?これは、あまりよろしくない思考の癖ですね。
自分の解釈で「色づけ」して話をする、または話を聞こうとしているのです。相手の価値観を受け入れられないのは、とても損をすると思います。
だからこそ「受け入れる力」を意識しよう!
ここで大切になってくるのが「受け入れる力」です。これは相手を素直に理解し、分析できることです。「素直に」というのが大切です。
「相手のことを批判してやろう」「自分が絶対的に正しい」という感情は、ここでは脇において素直に話を聴くことに注力します。まずは、相手がどうゆう人かを分析して受け入れること。まずはそこからです。
また、「人間力」も大切です。「人間力」つまりは「器の広さ」「懐の大きさ」とも言い換えられます。
この「人間力」を磨くことも忘れてはいけません。懐の大きい人が、小さなことでイライラしていたり、些細なことで批判してくることは想像できませんよね。
あなたにとって居心地のいい人でどんな人?
あなたが会うのが楽しみで仕方ないという人はどんな人でしょうか。きっと、その人は寛容な人物で、少なくとも批判的ではないはずです。説教されることを居心地よく感じる人は、おそらく少数派でしょう。
会うのが楽しみで仕方ないという人をヒントにしてみてはいかがでしょうか。あとは、そのように自分も振る舞えばいいのです。そこにヒントが隠されています。
最後に
コミュニケーションにおいて、「受け入れる力」というのは大切です。この「受け入れる力」というのは、相手に寛容であることを指します。つまり、新しい知識や価値観を柔軟に受け入れられる人物です。
この感覚って、とても大切で肩肘張って生きるよりも、柔軟な感覚で生きたほうが、きっと気持ちもラクになるはずです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 受け入れる力を身につけよう!
- 色づけして話してない?
- やっぱり人間力を磨くことも大切!
To be continued…