どんなときも目標を持ち、目標に向かって突き進むことができればいいかもしれません。ただ、そんな人ばかりではありませんよね。
目標を目指すことに疲れてしまった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『目標を目指すことに疲れたときの対処法』というお話です。
目次
目標設定の落とし穴
多くの成功者が「目標設定の素晴らしさ」 を説きます。確かに目標を持ち、目標達成を目指すことは素晴らしいことです。目標を達成できたからこそ成功しているのでしょう。
ただ、そのような聞こえのいい話ばかりではありません。成功者の声は大きいので目標設定の素晴らしさばかりが巷に溢れ、フォーカスされがちですが実は目標設定にも落とし穴があります。
では目標設定の落とし穴にはどのようなものがあるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
①モチベーションが低下する
目標があるとモチベーションが上がりそうなのですが、実はモチベーションが下がることもあります。それが「大きな目標」を掲げたときです。
自分の現状のスキルを把握しないうちに、大きな目標を掲げると達成まで途方もなく感じてしまいモチベーションの低下に繋がります。この場合は身の丈にあっていないのです。
また、大きな目標は大きな失敗にも繋がりやすく失敗したときのダメージも大きくなります。
②目標に固執して周りが見えなくなる
一つの目標に向かって突き進むというのもよいことばかりではありません。一つのことに固執するばかりに視野が狭くなってしまいます。
本来、周り見渡す余裕があればもっと効率的な別の方法に気づいたかもしません。また周囲が助言してくれた声にも耳を傾けられていたかもしれません。ゴールを絞り込みすぎるあまりに周りが見えず遠回りしてしまうケースもあるのです。
③手段を選ばない
成功者の中にも大勢の仲間がいる人と孤独な人の２パターンがいます。孤独な人の多くが目標達成のために手段を選ばなかった人たちです。
場合によっては周りの人を傷つけても自分の目標達成を第一に考えていたのかもしれません。まだ、このような人は成功しているだけマシで、周囲を傷つけてさらに失敗する人もいます。
ふんだりけったりですが、目標設定には手段を選ばない思考に陥るという落とし穴もあります。
では、目標に疲れたらどうすればいいのか
もちろん適切な目標設定で自分のモチベーションを維持できれば目標を目指すことは悪いことではありません。
ただ、闇雲に目標を目指すと突如「目標疲れ」に陥るケースがあります。では、もし目標疲れに陥ったときにどのように対処すればいいのでしょうか。
目標を持たない。価値観で生きる
結論から言って目標に疲れたら「目標を持たない」です。
「目標を持たないで生きましょう」と、ここで話が終わったら面白くありませんので話を続けます。
目標を手放したら「価値観」を大事にしてください。
目標ではなく、価値観を大切にしていきましょう。
たとえば「３キロ痩せる」が目標だとしたら、「日々健やかに生きる」が価値観です。または「資格を取る」が目標だとしたら、「知見を深めて広い世界を見る」が価値観です。
今までの目標を価値観に変換してみるのです。
価値観がわかりにくい人は「なんのために目標を達成したいの？」と深掘りしていくと見えてきます。
あとは「価値観日記」をつけるのもオススメです。
目標に突き進める人ばかりではありません。人のモチベーションには波があります。また心身の調子いい時もあれば悪い時もあります。
ときに無理して目標を追い求めすぎて疲弊する、自分を見失うぐらいなら目標を手放すことも大事です。
でも目標を手放したら不安になるという人もいますよね。そんな人は今回ご紹介した「価値観」を大切にしてみてはいかがでしょうか。今回は目標に疲れた人向けへの記事でした。
目標を指針にするのではなく、価値観を指針にして生きるのです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●目標設定にも落とし穴がある！
●疲れるぐらいなら目標を手放すことも大事！
●価値観を指針にして生きよう！