「映画館で1800円払って映画を見たものも、思ったよりもつまらないけど勿体無いから最後まで見た…」という経験をしたことはありませんか。
確かに勿体無いという気持ちはわかるのですが本当に、この選択が合理的といえるのでしょうか。今回は「払った分だけ元を取る」という考え方を手放すと合理的な上に気持ちまで楽になるという話です。
もくじ
払った分だけ元を取らないと思う心理
お金を払った以上、誰だって損はしたくないものです。例えば、つまらない映画や本を支払ったからには最後まで観たり読んだという人は多くいると思います。
冷静になって考えると大事なのは元を取ることではありません。本を隅から隅まで読むことが目的ではなく、その本から知識を得られるかどうかが重要なことです。
もし、つまらないとわかっていながらも手放すことができないのは惰性だとも言えます。総体的に見たとき惰性で継続するよりも打ち切った方がメリットが高い場合が多いのです。
サンクコスト効果
専門的な用語になりますが「サンクコスト効果」という言葉があります。別名、埋没費用とも言います。サンクコスト効果とは、いったん払ってしまうと無駄だとわかっていても計画を続行してしまう心理的傾向を言います。簡単に言ってしまえば、「もったいないから捨てられない心理」のことです。
上記で話した、つまらない映画を見続けることや、読み始めた本が面白くないと分かっているにも関わらず、もったいないと思い最後まで読んでしまう心理はサンクコスト効果で説明がつきます。
つまり、失った時間やお金を取り戻したいと思ってしまうために、捨てるべきものを手放せない状態に陥っているのです。ここで僕らが学ばなければいけないのは、継続することが相対的には損することで「手放すことの方が得られるメリットが高い」ということです。
確かに、手放すことは勇気がいることかもしれません。ただ、惰性で継続するのには時間も労力も使います。無駄なことに時間と労力を使い続けるということです。だったら、手放して切り替えることが大切です。
そのために、今この瞬間に何を優先させたいか大切にさせたいかを知ることです。切り替えて本来大切なことに時間と労力を使いましょう。そちらの方が賢明な生き方です。
おまけ:恋愛にもサンクコスト効果はある
サンクコスト効果は、実は恋愛にも置き換えて考えることができます。落としたい女性を何度も何度もアプローチした男性はいませんか。それはサンクコスト効果です。どんどん、デート代やプレゼント代がかさみ、そして時間と労力を費やすのに相手は振り向いてくれません。どこかで未練を捨てて別の相手を探した方が懸命なのに未練を手放すことができないのはサンクコストに陥っている可能性があります。
また、惰性で長く付き合って、いつの間にか結婚適齢期を逃しちゃったという人などもそうです。ただ「頭で分かっていても、そんなに合理的には割り切れない」のが恋愛の難しいところです。今と将来について考え直し、何が「最善の選択」か決めることも必要だと思います。
最後に
日本人はモノを大切にする人が多いです。確かに素晴らしいことなのですが、惰性で手放せなくなってしまうと問題です。本来、有意義に使えたはずの時間と労力が無駄に終わってしまう可能性があります。
そこに気づくためには「サンクコスト効果」を知っているのと知っていないのとでは違うと思います。日常の出来事に目を向けて「今」を大切に過ごしてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 「もったいない」という考えが一番もったいない!
- ときに思い切りも必要!
- 今この瞬間の選択を大切にしよう!
To be continued…