「辛いよ…」苦しみの意味を原動力にしてストーリー化しよう

辛い苦しみの意味を原動力にしてストーリー化しよう

生きていると苦しいことが起きます。何もなく気楽に生きていれば悩みもないでしょうが、僕たちが生きていく社会では様々なことが起こります。お気楽なだけでは済まされないことが起こるのが人生です。

仕事のこと、家庭のこと、お金のこと、子どものこと、会社や学校のことなどで、程度の差はあれど苦しみを抱えていることはありませんか。

今回は、そんな「苦しみ」から脱却して少し心が楽になる方法を書きたいと思います。

もしいま、自己嫌悪に陥って「苦しみ」のまっただ中にいる人、または今後自分の身に訪れるかもしれない「苦しみ」への対処法の参考にしてくださいね。

なぜなら、苦しみの闇に飲み込まれてしまうと、どんどん自己嫌悪に陥っているしまうからです。自己嫌悪は弊害を生み出します。例えば、自己嫌悪に陥ると人に攻撃されていると勘違いをして他者と距離を置くようになります。ますます孤立して、人知れず「苦しみ」に耐えるということになります。

だからこそ、僕たちは「苦しみ」から脱却する方法を身につけなければなりません。

意味づけを変えれば未来は変えられる

アドラー心理学では以下のように言及しています。

いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。われわれは自分の経験によるショック──いわゆるトラウマ──に苦しむのではなく、経験の中から目的に適うものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって、自らを決定するのである。そこで、特定の経験を将来の人生のための基礎と考える時、おそらく、何らかの過ちをしているのである。意味は状況によって決定されるのではない。われわれが状況に与える意味によって、自らを決定するのである。

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つまり、アドラー心理学ではトラウマで経験をした苦しみに対してどういう意味を与えるか、ということ。「意味付けを変えれば人生は変わる」というのがアドラーの考え方であります。

あなたのその苦しみには意味がある

僕は苦しみには意味があると思っています。誰だって無駄に苦しんでいるわけではありません。ただ、苦しみと意味が上手くリンクしないがために、どうすればいいいのかわからなくなり自己嫌悪に陥ることがあります。

それならば、「意味付け」してみようということです。

苦しんでいること事態が、いいことがあるようにはなかなか感じることは出来ませんよね。だから、そこをあえて、以下のように自分に投げかけてみてください。

「今、目の前の苦しみの意味はなんだろうか？」

「この苦しみを乗り越えた時に何を得られるだろうか？」

誰だって苦しみからは逃げたくなるもの。ただ、そこを苦しみと向き合う質問を自分に投げかけた時に、おもいがけない答えが返ってくることがあります。

苦しみに価値を見出すこと。つまりは、意味付けをすることになるのです。

さらに「ストーリー化」してみよう！

もし苦しみに意味が見いだせてきたら、できれば苦しみが原動力となるストーリー化を考えてみてはいかがでしょうか。

苦しみに意味を見出すことができれば、それが原動力となることがあります。

例えば、失恋をして苦しんでいたとします。確かに失恋は苦しい、泣きたい、辛いことだと思います。ただ、その失恋の苦しみに意味付けをして原動力にすることができれば苦しみからは脱却できます。むしろ、成長もできます。

今回の失恋の出来事を今後の人生において必要な出来事だったと考えられるようになるのです。失恋はしたけど、もっと自分磨きをして良い男・女になってやるなど、原動力にします。さらに、もっとステキな人と出会ってやるとストーリー化するのです。

最後に

苦しみから脱却できるかできないかは「自分次第」です。他者のせいにしたり、何かのせいにしたりすることはできますが、それは本当の意味での解決とは言えません。

痛みを伴うかもしれませんが、大切なのは苦しみと向き合い自分の人生に必要なものだったと考え、ある程度自己都合でも意味付けをして前に進むことです。

今日のブログで書いた「ストーリー化させる」って割りと大切。ストーリ化させると、物事を客観的に見ることもできるから。

あと、漫画読んだり、映画・アニメ観たり、小説読んだりする人は、もともと物語にするのが上手だなと思うんよ。よーし、今年は漫画も読むぞー！！:D
— Dr.キャットウィスカー@ココロクエスト (@dr_catwhisker) 2017年1月16日