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勉強・運動・ダイエットを続けるコツは内発的モチベーションが大事?

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勉強・運動・ダイエットを続けるコツは内発的モチベーションが大事?

 
勉強、運動、ダイエット、ブログ…何をやっても続きません。

 

 

いざ、はじめようと思い立ったとしても、三日坊主で終わることはありませんか。目標を達成している人は必然と「内発的モチベーション」を活用しています。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今回は内発的モチベーションとは何なのか、どのように活かせば三日坊主にならずに継続できるのかコツを書きたいと思います。

 

 

 目次

 

三日坊主は動機づけに原因があった

あなたは、いざ新しいことに挑戦し始めたときにすぐに諦めたりしませんか。世の中には「自分は継続できる!」「やり抜くタイプだ!」という人と、「すぐに挫折しちゃう…」「いつも三日坊主だ…」という2種類の人がいます。

 

この人たちの違いはなんでしょうか。

 

一つは目標に対する考え方、つまり動機づけが違うのだと思います。もし、あなたが「三日坊主タイプ」だとしたら、考え方を変えるだけで継続できるタイプになれるかもしれません。

 

人間は挑戦を探求する傾向がある

ねこひげポイント

心理学者エドワード・デシという人が興味深い見解を述べています。それは、ダニエル・ピンク著書「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 」に記されています。

 

「新しいことや、やりがいを求める傾向、自分の能力を広げ、発揮し、探求し、学ぶという傾向が本来備わっている」

 

ただし、エドワード・デシ による理論には、一つだけ注意点があります。それが「外発的モチベーションに頼るのではなく、内発的モチベーションに頼ろう」ということです。

 

外発的モチベーションと内発的モチベーション

「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」の説明の前にエドワード・デシによる実験をご紹介します。

 

大学生を対象としてパズルを用いた実験が行われました。以下のように2つのグループに分けます。

 

・報酬を「与えないグループ」

 

・報酬を「与えるグループ」

 

このようにパズルが解けたら「報酬を与えるグループ」と「報酬を与えないグループ」に分け、どちらがパズルに対するモチベーションを維持できるかを見た実験です。

 

結果、報酬を「与えないグループ」の方がパズルに対するモチベーションを維持できていました。意外に思うかもしれませんが、逆に報酬が与えられることでモチベーションが下がることがわかったのです。

 

例えば、あなたは今の仕事に対するモチベーションはいかがでしょうか。今の仕事が「報酬を得るために我慢してやっていること」と思っている人ほど、モチベーションが低い傾向にあります。逆に、「自分の好きなことを仕事にしている」「思い通りの結果になっている」と思える人ほどモチベーションを維持できています。

 

「いやいや、自分は報酬を貰えるだけでもモチベーションになっている!」という人もいるかもしれません。それも間違いではありません。ただ、長続きしないのです。外発的モチベーションに頼るだけでは「自分はこれだけ給料をもらっても当然だ」と考えるようになってしまうのです。

 

誤解されたくないのは、外発的モチベーションが悪いという話ではなく、さらに内発的モチベーションのことも考えたほうが継続しやすいですよ、ということです。

 

だって、楽しく仕事できれば、ちょっとの困難でも継続できそうじゃありませんか? 

 

もちろん、何よりもお金を稼ぐことだけがモチベーションになるという金の亡者という例外な人いますけどね。一般的な傾向としては、長期的なモチベーションを維持するためには内発的モチベーションが重要なのです。

 

内発的モチベーションってどう高めればいいの?

どうすれば?

ねこひげハテナ

モチベーションを維持するためには、どのように「動機づけ」をするかが肝心です。まとめると以下のような形です。

 

・「内発的動機」(仕事・作業への関心や満足など)

 

・「外発的動機」(報酬や評価など)

 

もし、あなたがダイエットを継続していきたいと思っているとしましょう。外発的な動機、つまり「ダイエットしてモテるぞ」とか「ダイエットが成功したら、ちやほやされるぞ」といったような動機では初めは楽しいかもしれませんが徐々にモチベーションが低下していきます。

 

よく「夏までに痩せてモテるぞ」と言っていた人ほど数ヶ月で挫折してしまう人が多いのは、動機づけに問題があったのかもしれませんね。意欲が低下しない方法を考えることが大事です。

 

ではどうすればいいのか。

 

「運動をすることが楽しい!」「体を動かすと気分がリフレッシュする!」という内発的な動機づけができている人ほど継続もするということです。昔の人が「好きこそものの上手なれ」とはいったものですが、心理学的にもそうなのです!

 

「自律性」「有能感」「関係性」

それでも、どのように動機づけをしていいかわからないという人のためにもっと掘り下げて考えていきましょう。動機づけをするときに参考になるのが「自律性」「有能感」「関係性」の3つの欲求です。簡単に説明すると以下のような形になります。

 

「自律性」…自ら行動を選び、主体的に動きたいという欲求

「有能感」…自らの能力の程度を肯定的に認めたいという欲求

「関係性」…他者と尊重し合う関係をつくりたいという欲求

 

この3つの「自律性」「有能感」「関係性」を意識した動機づけで、人は目標に楽しさ・やりがい、つまり内発的モチベーションが持てると考えられます。

 

また、これら人間の持つ3つの欲求を満たすことができれば、チクセントミハイが提唱するところのフロー体験になれるのです。フローとは、自分のエネルギーが目の前のことに100%注がれている状態です。

 

チクセントミハイによると、幸福度を上げるためにもフローの状態を追求することが効果的だと言います。幸福を感じるのは、出来事そのまのからではなく、「出来事をどのように解釈するか」という人の心に関係しているものです。

 

最後に

「内発的モチベーション」は何も自分だけに限ったことでもなく、子育て中の人や部下を抱える人にも参考になる考え方です。

 

そういえば、尾原和啓さんの著書「モチベーション革命」にも、現代の若者は稼ぐためだけに働くのではなく、「自分が頑張る意味が持てるもの」に「自分が好きな人たち」と「とことんハマる」傾向にあると書かれてありましたね。これも内発的モチベーション象徴した文言だと思います。

 

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今日のクエスト~LevelUpポイント~

●報酬だけでは意欲は続かない!

●フローの状態になると幸福度も高まる!

●内発的モチベーションを高めよう!