もし、あなたが過去にツラい体験をしたことがあるのであれば、それは他人がもっていないあなただけの武器となります。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、ツラい過去は無駄なことではなく、むしろ自分だけの武器になるというお話です。
目次
ツラい過去はあなただけの武器になる
あなたには過去にツラいと思うような体験をしたことがありますか。できれば、考えたくもないけど考えてしまうような、どうしても引きずってしまうような経験を持っている人もいるかもしれません。
ツラい経験を、すぐに前向に捉えることができれば苦労はしません。いつまでも引きずってしまうのは、うまく自分のなかで処理しきれていないからです。
ただ、覚えていてほしいのは他人が経験したことがないような「ツラい体験」は、あなただけの武器になります。
弱さを受け入れ、正直に生きる大切さ
弱い自分だって、私!
まず大前提として、ツラい体験をした自分を責めないことです。例えば、大好きな恋人にフラれた経験をした人が「なんで、もっとああしなかったんだろう…」「私って本当にダメ…」と自分を責めても良いことはありません。
これでは、いつまでたっても過去のツラい体験の状態で止まったままです。まずは、受け入れることです。それは、自分の弱さを受け入れることでもあります。
忘れてはいけないのが「弱いこと」=「悪いこと」ではないということです。ここを同じに考えてしまうと「自分は弱いからダメ…」となってしまいます。弱さと悪いことは別問題です。
例えば、自分が弱いからこそわかる他人の痛みもあるはずです。過去のツラい経験を受け入れた人は、人に優しく接する人が多いと思います。これは、ツラい体験を「優しさ」という武器に変えたことになります。
ツラい過去を消化するのには時間も必要
ツラい過去を前向きに捉えましょう!と言って、すぐに前向きに捉えることができれば苦労はしません。そこには、人によっては時間も必要だと思います。
過去を受け入れるのに、焦っても仕方はありません。ただ、立ち止まっていても、解決には結びつきませんので、自分のできることから始めてみましょう。
どうしたら、いいかわからないという人は、身近な人を癒やしてあげてはいかがでしょうか。実は人を癒すということで自分が癒されているということが起こります。
「ピアカウンセリング」というものがあります。ピアカウンセリングとは、自分と同じ悩みを抱えた人の話を聴いて、お互いに影響し合い解決に向かうカウンセリング手法です。相手の悩みを聴くことが、実は自分の悩みの解決にもつながるのです。
ツラい過去を持っている人も、身近な人の話を聴いて癒やしを与えてみる側になってはいかがでしょうか。
できれば、信頼できる家族や恋人、友達など身近な人が良いと思います。遠い存在の人になりすぎると、傷の舐め合いで逆に落ち込む可能性もあるので要注意です。家族が喜ぶことをやってみる、恋人にちょっとしたプレゼントを送る、友達にオススメの本を貸してあげるなど、簡単なことで良いのです。
最後に
ツラい体験は武器になると思います。なぜなら、他人が持っていない貴重な経験だからです。ただ、武器にするためには人によっては時間もかかるかもしれません。
無理する必要も、焦る必要もありません。
自分のペースで過去を受け入れ、不条理な心の弱さも認め、ツラい体験をした人が前向きに生きていけるようになればよいなと思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●無駄なことなんてない!
●ツラい体験は武器となる!
●身近な人を癒やしてあげよう!