「やる気が起きない」「先延ばし癖がある」という人は「ほんの1分だけ」頑張ってみませんか。たかが1分、されど1分です。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、やる気を引き出すためには「1分間」が大事だというお話です。
目次
1分だけ頑張るならできそう「1分のちから」
「やる気が起きない」「先延ばしの癖がある」というような怠け者の人は「1分のちから」を信じてみましょう。どんなに忙しかろうが面倒くさかろうが「1分ぐらい」の時間なら費やすこともできるはずです。
たとえば、勉強しなきゃいけないというときは「1分だけ」勉強してみましょう。また応用編として、読まないといけない参考書があれば「1ページだけ」読むようにします。ダイエットなら「1回だけスクワット」をするなどです。
つまり「1」がキーワードになっています。ほんの「1分」「1ページ」「1回」ぐらいであれば、できそうに思いませんか。習慣化させるためには「1」は大事です。
街頭募金でも「1セントだけ」と言うと集まりやすい
アメリカの心理学の実験で街頭募金を頼むという調査がありました。実験では以下のような2つの声掛けにわけて募金を募りました。
- A:「いくらか寄付していだけませんか」
- B:「1セントでもいいから寄付してください」
では、どうなったか。結果的に募金に応じてくれる軒数には倍近い差が生じ「1セントだけ」と言って募金を募った方が多かったのです。つまり、「1セントだけ」と言われると寄付に対する心理的抵抗が少なくなったと考えられます。
この考え方は他のことにも応用できます。
毎日の1日のスクワットから習慣化に
僕は健康のためにエクササイズを日課としています。エクササイズや筋トレ、ダイエットをしたことがある人ならわかると思うのですが、継続するのが難しいですよね。
そこで、僕はエクササイズを始めようと思ったときは、いきなりジム通おうとか、30分ランニングしようとかせずに、「毎日、スクワット1回だけ」を目標にしました。
バカバカしく思うかもしれません。でも、これなら言い訳ができないのです。自ら、言い訳ができない目標を設定して、習慣化につなげることに成功したと考えます。
そして、自分のできる範囲を徐々に増やしていき、今では週に3〜4回エクササイズをしないと逆に落ち着かなくなりました。
今思うと、バカバカしくなるぐらいの簡単な目標「スクワット1回だけ」が役に立ったのだと思うのです。これは勉強や仕事にも使える目標設定なので、あなたが達成した目標に置き換えて「バカバカしいぐらい簡単な目標」から始めてはいかがでしょうか。
「0」と「1」の差は大きい
まったくなにもやらない「0(ゼロ)」のときは「どうして、なにもできなかったんだろう…」と自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
ただ、「1回」だけでもできれば、それは目標達成しているので、むやみに落ち込むことも少なくなります。「0」と「1」の差は本当に大きいのです。なんにせよ、たった「1」かもしれないですが、それは大きな前進なのです。
最後に
僕もよく「めんどくさいなー」と思うことがあります。体調にもよってなのですが、例えば筋トレをしようと思ったとき「今日はやる気が起きない…」という日もあります。そんなときは「1回だけスクワットしよう」と実践します。
本当に1回だけで終えるときもあれば、「あれ、もっとできそう!」と思って数十回やることもあります。怠け者の人にとって「1」という数字はマジックナンバーです。
体が悲鳴を上げるほど疲れているときは休む必要がありますが、それ以外の「怠け」からくるときは「1分だけ」「1ページだけ」「1回だけ」と思って取り組んでみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●やる気が起きないときは「1回」だけ頑張る!
●「0」と「1」の差は大きい!
●小さな小さな一歩から前進していこう!