職場の人間関係は複雑です。職場で、あなた自身の在り方を振り返ってみてください。失敗したとき、迷惑をかけたときに必要以上に罪悪感を抱え込んでいませんか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、罪悪感を手放してみると人間関係が少しラクになりますよ、というお話です。いつも「私が悪いから…」と思いがちな人は参考にしてみてください。
目次
必要以上に罪悪感を抱え込んでいないか
もし、職場で自分だけ厳しく当たられたら「私に悪いから」「私のせいだから」と自分に原因があるかもと思ってしまいます。
ただ、必要以上に罪悪感は抱え込まない方がよいのです。罪悪感を持ってしまうことで、相手はさらに攻撃的になってしまいます。
罪悪感を持っていると相手の攻撃がヒートアップする
すみません、すみません
きつく当たっくる人や細かな注意をしてくる人に対して、ちょっと言いすぎじゃないの?と思いながらも「やっぱり私が悪いから…」と思ってしまう、これを罪悪感といいます。
この罪悪感を持ってしまうと、相手はさらに攻撃がヒートアップしていきます。つまり、あなたが思いがちな「私が悪いから…」という罪悪感は、自分が悪いということを認めていると相手に捉えられてしまうのです。
自分は攻撃されても仕方がないと無意識で認識してしまい、相手も攻撃しても仕方ないと認識してしまっている状態です。
例えば、いつも怒られていて「すみません、すみません」と萎縮して誤っている相手に、攻撃的な人は畳み掛けるように「だから、お前はダメなんだ!!!」と怒ってきます。
もちろん、この場合は往々にして怒りやすい攻撃的な人間に問題があります。ただ、前述の通り、職場の人間関係は選べません。攻撃な人が職場にいたら、うまく立ち回れる必要があります。
また、心理学に「一貫性の原理」というものがあります。「一貫性の原理」とは、簡単に説明すると、一度言ってしまったことを曲げたくない心理です。つまり、一度怒り始めると人間は簡単には止められなくなります。それが、あなた自身が「私が悪いから…」と認めてしまっていては尚更です。
そのために、あなたが必要以上に罪悪感を抱え込まないことが重要です。
罪悪感を手放してみよう
もし、あなたが仕事が遅くて迷惑をかけたとしても、必要以上に罪悪感を抱え込む必要はありません。「私のせいだ…」という考え方を手放しみてください。
もちろん、失敗をしたら謝罪はしますし、迷惑をかけたことに対しては真摯に対応することも大切です。だからと言って罪悪感を持ちすぎることは別問題です。
「私のせいだ…」という考えが思い浮かんだら、意識的に手放してみましょう。そして、何ができるのか考えてみてください。
失敗したのなら次に失敗しない方法を考える、仕事が遅いのなら早くできる工夫を考えるなど、今の自分ができることを考えます。
「すみません、すみません…」と罪悪感を抱え込んだ人に対しては、相手も攻撃的になりやすいですが、迷惑かけたことに対して次も同じようなことが起こらないように工夫する人に対しては、攻撃的なりにくいでしょう。
笑顔と挨拶だけでも効果的
日常レベルでできることとして、効果的なのが笑顔と挨拶です。笑顔と挨拶というのは、相手を認めていますという意思表示でもあります。
爽やかな笑顔は一瞬で相手の警戒心をとき、存在を受け入れます。挨拶も同様で相手への好意を示すものになります。
職場の人間関係は、相手がムカつく相手だとしても一緒に仕事をする以上、さけて通れないことも多いです。ということであれば、笑顔や挨拶の基本は押さえて好印象にしておくことが懸命です。
最後に
必要以上に罪悪感を持つと攻撃の対象されやすいと思います。そもそも、それほど罪悪感を持つ必要はないと思うのです。もちろん、迷惑をかけたことに対して謝罪することは大切ですが、罪悪感を持つのは別問題です。「私が悪いから」という意識を、今の自分ができることに意識を向けてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●罪悪感を持つと無意識で攻撃されても仕方ないと認めている
●日常で意識的に罪悪感を手放していこう!
●笑顔と挨拶は相手を認める意思表示!