「自信がなくて何もできない…」「もう少し自信があれば恋愛もできるのに…」「全然、自信がないからいつも駄目なの…」という風に自信がないから、行動ができていないという人がたくさんいます。
どうやら、人生をより良く生き抜くためには自信はないよりもあったほうが良さそうです。今回は、自信を持つ方法について書きたいと思います。
もくじ
自信がないのはなぜだろう…?
自信がなくなるのはなぜでしょうか?自信がなくなる一つの理由が、自分が思ったよりも他者からの評価が低いことがあります。
つまり、「自分の存在価値・存在意義が感じられない」というときに、自信をなくします。心のどこかで「もっと認められてもいいのに…」という気持ちがあり、現実には認められないギャップから自信を失くします。
要するに、自信がなくなる原因は他人との関係性にあることがわかります。
自信をつけるためには他者に自信を与えること
自信がなくなる原因は他人との関係性にあるのであれば、その関係性から自信の付け方を見出すのも一つの方法です。
そのための方法として最も良いのが、「他者に自信を与える」ことです。
他者に自信を与えるとは?
他者に自信を与えるとは、相手の強み・良さを見つけて教えてあげることです。例えば、「◯◯さんには、人の心を汲み取れる優しさがあるよ」「◯◯くんは、ここぞという時にとても頼りになるリーダー性があるね」など、相手の強み・良さを見つけてあげましょう。
普段、僕たち過ごしていても、人から褒められる・評価されるということは少ないです。だからこそ、相手を認めてあげる、相手の存在価値を見出してあげることが、相手にとって貴重な意見・体験になるのです。そして、それは相手にとって大きなパワー(勇気)にもつながります。
なぜ、他者に自信を与えると良いのか?
なぜ、他者に自信を与えることが良いのでしょうか。それはアドラー心理学の「共同体感覚」からわかります。ここで簡単「共同体感覚」について説明します。
共同体感覚について
アドラーは以下のような言葉を残しています。
自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である。それゆえ、人生の問題へのすべての答えはこの結びつきを考慮にいれなければならない。
byアドラー
つまり、 心理学者アドラーの「共同体感覚」とは、他者を仲間だとみなし、そこに自分の居場所があると感じられることを言います。まずは人に価値を与えて貢献することが大切だということです。
共同体感覚の為に必要なこと
アドラー心理学が示す「共同体感覚」のために必要なことは、以下の3つです。
- 自己受容
- 他者貢献
- 他者信頼
・自己受容
自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることです。自分の短所ではなく長所を見つけ出すことです。
・他者貢献
他者貢献とは、自分が何かに貢献していると感じることです。
・他者信頼
他者信頼とは、そのままの通り他者を無条件に信頼することです。つまり、他者を仲間と思うこと信頼をすることです。
アドラー心理学では、上記の3つをその感覚を持つことが重要だといいます。誰かの役に立っていると思えることで、自信が持てるようになります。さらに、自分の価値を実感できたり、自分の居場所を感じられるのです。
最後に
自信がないのであれば、まずは自分から他人に自信を与えてあげましょう。アドラーの言葉で、『人は全体の一部である。全体とともに生きている』とあります。
他者との関係性を無視することはできません。むしろ、他者との関係性を解釈することで、相手にも自信を与え、さらには自分の自信にも繋がります。
まずは身近な家族や恋人、友人の長所・強みを見つけて話してあげましょう。きっと喜んでくれるはずです。相手に自信を与えること。それは立派な他者貢献です。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 他者との関係から生きる喜びを見出す!
- 共同体の中で居場所が見つける!
- 自信を持ちたければ他人に自信を与えよう!
To be continued…