「忙しすぎて心が疲弊してしまう…」という人もいるかと思います。そんな人は、ついつい自分を見失ってしまう可能性があります。
そんなときは立ち止まって「自分の価値観」を考えてみることが大事です。ただ「価値観ってどう考えればいいの?」と思う人もいることでしょう。
そんな人に伝えたい「大きな岩と壺の話」をご紹介します。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は自分を見失いやすい人必見!「大きな岩と壺の話」から考える価値観です。
目次
あなたは価値観を持って生きていますか
毎日、毎日、仕事が忙しすぎると「何のために働いているんだっけ?」と思うこともあるでしょう。
このとき多くの場合が、自分を見失っています。あなたは自分の価値観を持って生きているでしょうか。
即答で「価値観あるよ」と言う人は問題ありません。その価値観を大切にして、これからも人生を歩んでいけばいいのです。
なかには「自分の価値観って何だろう?」と頭にハテナマークが浮かんだ人もいるのではないでしょうか。ぜひ、いま一度考えてみてください。
とは言え、どう考えるべきかわからないという人に「大きな岩と壺の話」をお伝えしますね。これが価値観を考えるときに、とても役立つ話になります。
大きな岩と壺の話
ある大学の教授が授業で壺に大きな岩をいっぱいになるまでいれました。そして、このように生徒に問いかけました。
生徒はこのように答えます。
教授は、それを聞いて壺のなかに砂利を入れはじめました。もちろん、砂利は大きな岩の隙間に入っていきます。
そして、また教授は生徒にこう質問します。
理解がいい生徒は、こう答えます。
最終的に教授は水差しを取り出し、壺の中を水で満たしました。そして、最後に生徒にこう質問をします。
つまり、この教授が言いたいことは、大きな岩とは大切なことを指しています。その大切なことは最初にしか入らないというのが、この話の重要なポイントになります。
大切なこととは、自分にとっての「価値観」です。
あなたにとっての大きな岩(大切な価値観)とは?
そこで、考えるべきことは最初に入れる大きな岩の存在です。すなわち、大切な価値観です。まずは、この価値観を優先して考えておく必要があります。
たとえば、大きな岩(大切な価値観)が家族だとします。砂利が仕事です。
・大きな岩…家族
・砂利…仕事
この人にとっては、家族が一番大切な存在であるので、生活を先に仕事で埋め尽くしてはいけません。優先的に家族との時間を大切にすることが、この人にとって人生を豊かにする方法です。
大切な価値観は人それぞれです。たとえば、恋人や両親、趣味、読書、ペットなど人それぞれ違います。あなたの心から大切にしたいと思う価値観は何ですか。
価値観日記をつけよう
心理学ケリー・マクゴニガルさんの「スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォード シリーズ」でも紹介されいる「価値観日記」がオススメです。
もし気になるかたは、こちらの記事をどうぞ。自分の価値観がわからない、と言う人もぜひ読んでみてください。
価値観を日記をつけることで、ついつい忘れがちな自分の価値観を再認識できます。そのうえで、日々のスケジュールを組めば、忙しくても自分を見失うこともなくなります。
まずは自分のとっての大切な価値観をもっておきましょう。
そして、その大切な価値観を優先的に生活の中に取り込んでいくのです。
どうでもいいことや取るに足らないことで先に満たしてしまうと、後から大切な価値観を入れる隙がなくなります。どうでもいいことは後からでも、いくらでも入れることができるから優先すべきは自分の大切な価値観です。
自分にとって一番大切なものはなんだろうか。そんなことを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォード シリーズ
- 作者: ケリー・マクゴニガル
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●大切なことは優先させないと後からは入らない!
●自分にとって大切な価値観をもって生きよう!
●価値観日記をつけよう!