勇気を振り絞って挑戦はしたものの思うような結果が得られずに、悔しい気持ちをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は悔しいという気持ちは頑張った証拠だよというお話です。
目次
悔しい気持ちは本気でがんばった証拠
「合格を目指していた試験に落ちた」「好きな人に告白したけどフラれた」「目標の営業成績に到達できなかった」など、掲げていた目標まで到達できずに悔しい気持ちになったことはありませんか。
仕事や恋愛など、悔しい思いをして涙を流したことがある人もいるはずです。
その悔しい気持ちは、あなたが本気でがんばった証拠です。
もし適当に勉強をして資格試験に落ちたとしても悔しい気持ちにはなりません。本気で好きではない異性に告白してフラれても悔しい思いはしません。
悔しいという気持ちになるのは、一生懸命に取り組んだからこそ感情として表れます。まずは、悔しいと思えるほどがんばった自分を褒めてあげてください。
銅メダルより銀メダルが悔しいという研究
オーストラリアの心理学者が、メダリストの幸福度を調査した研究があります。
オーストラリアの心理学者がオリンピックでメダルを取った選手を対象に実施した調査では、銅メダルを取った選手の方が、銀メダルを取った選手よりも幸せ度が高いことが判明した。
オリンピックで金メダルが取れると幸福度が高いのは容易に想像がつきます。次に幸福度が高いのは、実は2位の銀メダルではなく、3位の銅メダルなのです。
これは、おそらく金メダルまであと一歩だったという銀メダル選手のほうが悔しい気持ちが高くなるからではないでしょうか。
また、長野五輪スピードスケート金メダリストの清水選手も、このようにインタビューで答えています。
「銀は、もうちょっとで金が取れたのに、銅はメダル取れててよかったって思うんです」
悔しいのはあと一歩だったから
僕らのような一般人がメダリストのような挑戦をすることはありません。ただ、僕らもこれまで挑戦を繰り返してきて、今があります。
たとえば、学校受験や就職試験、好きな人へのアプローチ、ダイエットや勉強など人生を変えるような大きなことから小さなことまで挑戦を繰り返して生きています。
思い返すと、本気でがんばって「あと一歩だった」ときが一番悔しいです。
たとえば80点合格の試験に79点で落ちたら悔しいと思いませんか。これが20点ぐらいで落ちてれば悔しい思いはしません。
手を伸ばせば、あと一歩のところで届きそうだったときは本当に泣きたくなるほど悔しいものです。
あと一歩、がんばれるかどうかが分かれ道
挑戦をして失敗をしたとき挫折を味わいます。そこで諦めると終わります。(スラムダンクの安西先生の言葉が思い浮かびますね)。
あきらめたらそこで試合終了ですよ
by.安西先生
挫折をしたときに、あと一歩だけと頑張れるかどうかが分かれ道です。確かに、失敗したら「また失敗するかも」「また笑われるかも」「また同じ悔しい思いをするかも」と頭をよぎることもあるでしょう。
でも、そこで諦めるのはもったいないことです。あと一歩だけがんばってみてはいかがでしょうか。
その「あと一歩」が果てしなく遠く感じるときは?
再挑戦するときの「あと一歩」が果てしなく遠く感じることもあるでしょう。「またやり直さないといけないのか…」「また努力をしないといけないのか…」と目標が果てしなく感じます。
そのときは目標を細分化してほしいのです。
果てしなく遠く感じる目標は「大きな目標」です。それをできる限り「小さな目標」に細分化してみてください
たとえば、「営業成績で1位になる」という目標であれば、まずは「重要顧客一社に気に入られる」など、小さな目標を目指します。
初めから大きな目標に向けて挑戦しようとすると果てしなく感じますが、目の前の小さな目標に向けて行動すれば挑戦もしやすくなります。ちょっとした思考の違いですが、継続するために必要な考え方だと思っています。
あなたが悔し泣きした気持ちは無駄ではありません。それは本気で取り組んだ証拠です。まずは自分を讃えてください。褒めてあげてください。
その上「もう一歩」がんばってみてはいかがでしょうか。一度、挫折した経験が学びとなれば、次は目標に近づく確率も高くなっています。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●悔しいという感情は本気でがんばった証拠!
●「あと一歩」がんばれるかどうかが分かれ道!
●果てしない目標は細分化しよう!