「なんだか不安になる…」「怒りが込み上げてきた…」「はぁ緊張するなぁ…」など、どうしようもない感情に襲われることはないでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『どうしようもない感情を軽くする「リアプレイザル』というお話です。自分の感情に左右されやすい人は読んでみてくださいね!
目次
どうしようもない感情に振り回される人へ
どうしようもない感情に振り回されることはありませんか。
面接の前に緊張して本領が発揮できない人や上司に怒られて落ち込む人。将来のことを考えすぎて不安になる人、さまざまな感情が人を支配します。
一度、ネガティブな感情に支配されてしまうと、ネガティブループから抜け出せなくなり、さらに悪い結果につながります。
ネガティブな感情に支配されないことが大事です。そのためにも応急処置的に使える手法として「リアプレイザル」がおすすめです。
「リアプレイザル」とは
認知行動療法の手法でもある「リアプレイザル(Reappraisal)」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
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「Re」=「再度」
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「appraisal」=「評価」
リアプレイザルは「再評価」という意味になります。つまり、感情を再評価してネガティブな解釈からポジティブな解釈に変えよう、というわけですね。
例①:緊張したとき
就職活動の面接前で緊張をする人もいることでしょう。そんなとき「緊張してはダメだ」「リラックスしよう、リラックスしよう」と思えば思うほど、緊張をしてしまいます。
そこで再評価してみましょう。例えば「緊張する」ではなく「ワクワクする」と思うだけでもパフォーマンスがあがって本番でいつも通りの自分で対処できるようになるでしょう。
例②:理不尽に上司に怒られたとき
会社で理不尽に上司に怒られたとします。そんなとき、落ち込む人もいれば怒りが込み上げてくる人もいます。感情に振り回されてしまうのです。
そこで、上司に怒られたときに「この上司は何か悪いことがあったのだろう」「家庭でうまくいっていないのだろう」と自分に言い聞かせてみます。本当に家庭でうまくいっているかどうかは関係ありません。
自分なり、再評価するだけでも感情が落ちついてきます。
例③:不安に襲われたとき
将来のことを考えすぎて不安になることもありますよね。そんなときは「不安を糧にして将来の準備ができる」と視点を変えてみることも良いでしょう。
リアプレイザルの考え方
リアプレイザルの考え方としては、このような視点をもつといいでしょう。
- ポジティブに解釈できないだろうか?
- 自分のメリットに変えることはできないだろうか?
- いまの出来事から学べることはなんだろうか?
- 具体的にどんな行動ができるだろうか?
- 嫌いな相手の良い面はなんだろうか?
問題が起きたときに、このような自分自身に問いかけをしてみることで感情を再評価できるようになっていきます。これは、あくまで一例なので自分なりにリアプレイザルを繰り返してみて、しっくりくる解釈を見つけてみてくださいね。
今回はリアプレイザルについてお話をしました。感情に支配されて日常を楽しめないのは辛いですよね。適宜、リアプレイザルで対処してみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●感情に支配されると辛い!
●感情を再評価しよう!
●日頃から再評価を積み重ねよう!