あなたは「何のために生きているんだろう?」と考えたことはありますか? 日々の暮らしに追われると、そんなことを考える余裕もなくなってしまうかもしれませんね。
でも、実は「人生に目的を持つこと」が「元気に生きる」ことに関わっているんです。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、人生の目的が心と体にどんな影響を与えるのか、そして目的を見つけるためのヒントをお話しします。難しいことは抜きにして、気軽に読んでみてくださいね。
1. 「人生の目的」って、そもそも何?
幸せと目的の違いって?
「幸せ」と「目的」は似ているようで、ちょっと違います。
幸せは、たとえば「おいしいものを食べて満足した」「友達と楽しく過ごせた」といった、その時々の気持ちを指します。一方で、目的は「これを大切にしたい」「こんな自分でいたい」といった、もっと長いスパンで考えるものです。
例を挙げるとこんな感じです。
- 幸せ:「今日は天気が良くて気持ちがいい!」
- 目的:「健康を守るために毎日散歩しよう!」
幸せは今を楽しむこと。目的は未来に向かって進む力になります。
2. 目的があると元気になれる理由
1. 心も体もイキイキする
目的があると、「これをやってみたい」「あそこへ行ってみよう」という前向きな気持ちが生まれます。その結果、自然と体を動かしたり、人と話したりする機会が増えます。これが心と体の健康を守るカギになるんですね。
2. ストレスに強くなる
目的を持っている人は、困難にぶつかっても「これを乗り越えたら次につながる!」と前向きに考えることができます。つらいことがあっても、目的が心の支えになってくれるのです。
3. 人とのつながりが生まれる
目的を持つと、人と関わる機会が増えます。たとえば「地域のボランティアをしてみよう」と思ったら、そこで新しい友達ができるかもしれません。誰かと一緒に何かをすることは、心を温かくしてくれるんです。
3. 人生の目的を見つけるヒント
1. 小さなことから始めよう
「大きな夢がないとダメなの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。たとえば「毎日植物に水をあげる」「1日10分だけ体を動かす」など、小さな目標を立てることから始めてみましょう。
2. 誰かのためにできることを考えてみる
人の役に立つことは、自分の生きがいにつながります。「友達の悩みを聞いてあげる」「家族を笑顔にするために料理を作る」など、身近なことから始めてみてください。
3. 自分が好きなことを大切にする
「絵を描くのが好き」「体を動かすのが好き」など、あなたが楽しめることを思い出してみましょう。好きなことを続けるうちに、それが大切な目的に変わることもありますよ。
4. 目的が人生を変える瞬間—こんな話もあります
例1:定年後の生きがいを見つけたAさん
仕事を引退してから時間を持て余していたAさんは、趣味だったガーデニングを近所の子どもたちと一緒に楽しむようになりました。それがきっかけで地域活動にも参加し、「自分が必要とされている」と感じることで心が元気になったそうです。
例2:趣味を通じて新しい仲間ができたBさん
写真が好きだったBさんは、撮った写真をSNSに投稿したところ大好評に。それが励みになって、地域の写真クラブにも参加。今では仲間と一緒に撮影旅行を楽しんでいます。「趣味が目的に変わる瞬間って、こういうことなんだ」と感じたそうです。
人生の目的は、大きな目標でなくても大丈夫です。むしろ、身近なところから始めたほうが続きやすく、自分にぴったりの目的を見つけやすいかもしれません。
「毎日を楽しく過ごしたい」から一歩踏み出して、「これを続けたい」「誰かのためにできることを増やしたい」と思えるものを見つけていきましょう。
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最後に3つのメッセージ
- 「目的は小さくても大丈夫!」
- 「人とのつながりが心を元気にする」
- 「好きなことが目的につながる」