生きていれば嫌なこともあるでしょうし、嫌な人に出会うこともあるかもしれません。そのような時は「肯定ゲーム」にしてみませんか。
もくじ
肯定ゲームのススメ
今、悩んでいることはありますか。「なんで自分だけがこんな目に合わなきゃいけないんだ...」そんな風に思っていることはありませんか。もし今、悩みを抱えているのであれば、その出来事を肯定できるか考えてみましょう。それをゲーム感覚にしてみるのです。
まず今起きている悩みを具体的にしましょう。「就職が決まらない」「職場の同僚が嫌い」「パートナーと出会えない」など人それぞれ悩みがあるかと思います。
その次に、その悩みを肯定できないか考えてみてください。
- 悩みを具体的にする
- その悩みを肯定的に考える
「肯定ゲーム」のステップはこれだけです。
また、悩みを連続的に肯定していくのも良いでしょう。例えば、「職場の同僚が嫌い」という悩みを細分化して肯定するとしましょう。
・同僚が仕事しない→その分自分のスキルがあがる
・同僚が悪口をいう→悪口を言う人間は評価が悪くなるので対比されたとき自分の評価があがる
・同僚の機嫌が悪い→機嫌悪い人間は他の人からも嫌われる可能性が高いので自分がご機嫌でいれば周りからも好かれる人間になれる
そんな風に悩みを細分化して連続的に肯定していってみてください。「就職が決まらない」や「パートナーと出会えない」という悩みも自分なりに肯定ができるはずです。
悩みを肯定するメリット
ストレスは力になる
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」で有名なケリー・マクゴニガルさんによれば、ストレスは悪いことではなく、ストレスを前向きに受けいれば、それは力になると話します。マクゴニガルさんはストレスについて、このように話します。
「ストレスのよい面を見つめるのは、ストレスを全面的に肯定したり、否定したりすることではありません。大変なときでも、あえてストレスのよい面に目を向ければ、人生の困難な問題に立ち向かっていけるということなのです」
リフレーミングの練習
以前、ココロクエストの『「ダメなままでいいんだ」と認めることから始めてみよう』という記事の中で「リフレーミング」を紹介させていただきました。リフレーミングを簡単に説明すると、ネガティブに捉えている事柄を、ポジティブな見方に変換しようということです。
このリフレーミングができるようになると自己肯定感が増します。自己肯定感が高い人になれば、何をするにしても前向きにチャレンジできるので成功もしやすくなるでしょう。
肯定ゲームの注意点
肯定ゲームをするときに一つだけ注意があります。それはMP(メンタルポイント)が、あまりにも消耗きているときはしない、ということです。例えば、「何もかもが嫌だー!!」という自暴自棄になっているときには肯定しようと考えれば考えるほど逆効果になります。
無理にポジティブになろうとする気持ちが逆に負担になるのです。もちろん悩みなので落ち込んでいることもあるでしょうが、少しでも解決したいと前向きな気持ちになっているときに肯定ゲームをしてみましょう。
メンタルポイントの消耗しきっているときは必ず休むこと。そして、少しずつ回復してきたら、自分の気持ちに寄り添いながら物事を肯定的に捉えるようにしてください。きっと、それは原動力になるはずです。
最後に
生きていれば嫌な出来事もあれば、嫌な人にであることもあるでしょう。それは、もう避けて通れないことなのかもしれません。僕はストレスを無くすという考えよりも、ストレスと賢く付き合っていくという考え方の方が、これからの社会で大切だと思っています。
なぜまら、生きていればストレスは必ずあるからです。悩みは不安という出来事は、悪い面ばかりにいきがちです。そこを良い面を見つめられるようになれば、バランスの取れた考え方ができるようになり、ストレスに対する恐怖が減ると考えられます。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 目の前の出来事を肯定してみよう!!
- ストレスは力になる!
- MP(メンタルポイント)が低いときは休むこと!
To be continued…