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仕事では「礼儀正しさ」こそが重要!礼儀正しい人の特徴とは?

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仕事では「礼儀正しさ」こそが重要!礼儀正しい人の特徴は?

仕事で「無礼な人」「礼儀正しい人」がいたら、あなたはどちらの人と仕事をしたいですか。

 

ほとんどが「礼儀正しい人」と働きたいと思ったはずです。

 

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は『仕事では「礼儀正しさ」こそが重要!礼儀正しい人の特徴とは?』というお話です。

 

 

 目次

実は「礼儀正しい人」は得をする

 

職場で礼儀正しい人は重要な人物です。

 

礼儀正しい人、日本人には「謙遜」という言葉が馴染みがあるかもしれません。この謙遜ができる人ってどのぐらいいるのでしょうか。

 

どうしても職場では「俺が!俺が!」という傲慢な人が目立ち、控えめな礼儀正しい人は目立たない印象があります。

 

ですが、考えてみてください。

 

傲慢な人の目立ち方は悪い目立ち方です。周囲からは「あんな人とは働きたくない」という印象を持たれていることでしょう。昨今では過度な傲慢な態度の場合、パワハラで訴えられるケースもあります。

 

実は「礼儀正しい人」は得をする

かつては傲慢な人ほど出世ができた時代があったかもしれませんが、これからの時代は礼儀正しい人こそが出世したり、社会で認められる時代になってきたのではないでしょうか。

 

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)」という本がありますが、近年の心理学でも内向的で引っ込み思案な性格の人ほど成功を掴みやすいと言われています。

 

著書のスーザン・ケインさんは内向型の優れている特徴をまとめてくれいます。

 

  • 思慮深く、物事を注意深く考えられる。
  • 創造性が高い。
  • 気づく力が高く、観察者に向いている。
  • リスクを注意深く判断し、不要なリスクを回避し決断できる。
  • 粘り強い継続力、コツコツ努力できる力。
  • 欲望を抑制できる力。我慢強く忍耐強い。

 

もちろん内向型だから礼儀正しいとは限りませんし、外交型の人にも礼儀正しい人は存在します。

 

ただ、僕は地味で目立たない内向型の人には「礼儀正しい人」が多いのではないかと思うのです。

 

職場における無礼な人の悪影響とは?

職場における無礼な人の悪影響

Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」という昨年ベストセラーになった本があります。

 

著者はこの本で、職場で誰かから無礼な態度を取られている人への影響、つまり「職場における無礼な人の悪影響」として以下のように述べています。

 

無礼な人間のせいで企業が利益や社員を失ったとしても、その多くは目に見えず、誰にも気づかれない可能性がある。誰かのひどい態度のせいで仕事を辞める決心をした人の多くは、雇用主に本当の理由を言わない。離職者が多いと、それに伴うコストが跳ね上がることになる。特に辞めるのが能力の高い社員である場合には、その人の年収の4倍ものコストがかかる場合もある。

 

無礼な態度の人が職場にいると、管理職の時間もそれによって奪われることになる。フォーチュン誌に掲載された人材派遣会社アカウンテンプスの調査結果によれば、フォーチュン1000企業の管理職、幹部は、社員間の人間関係の修復、あるいは無礼な人間による悪影響への対応のため、職場での時間の実に13パーセントを奪われているという。

 

無礼な人のせいで企業は損失をしているというのが、データをもとにした著者の見解です。

 

さらに本書に12パーセントの人が、他人の無礼な態度が原因で転職をした経験があると答えているとも記されています。転職をした経験がある人の中には共感できる人も多いのではないでしょうか。

 

本当の転職理由が「あの人が嫌で会社を辞めた!」という人も少なくないでしょう。その人物を思い出したとき無礼な人間ではなかったですか。

 

誰かのひどい態度のせいで仕事を辞める決心をした人の多くは、雇用主に本当の理由を言わないという本文の言葉も妙に納得感があります。

 

礼儀正しさを身につけよう!

礼儀正しさを身につけよう!

「じゃあ礼儀正しさってどうやって身につければいいの?」と思う人もいるかと思います。クリスティーン・ポラスさんによると礼儀正しい人は以下のようことを心がけるとよいと提示しています。

 

礼節ある人が守る「3つの原則」

  • 原則1:笑顔を絶やさない

  • 原則2:相手を尊重する

  • 原則3:人の話に耳を傾ける

 

どうでしょうか。あなたは普段、これらのことが意識できていますか。

 

「簡単じゃん!!」と思った人も多いかもしれませんが、この簡単(と思われること)が実はできていない人が多いのです。

 

周囲を見渡したときに、この3つ「笑顔を絶やさない」「相手を尊重する」「人の話に耳を傾ける」ができている人がどれほどいるでしょうか。おそらく少数ではないでしょうか。

 

それでもあなたは「自分はできている!」と断言できますか。

 

心理学に「平均以上効果」というものがありまして、人は様々なことで他人より平均以上であるというバイアスがあります。クリスティーン・ポラスさんも「おそらく読者のほとんどは自分で思っているほど日常生活で微笑んでいない。これは断言できる」と述べています。

 

ワンランク上の礼節を身につけるための5つの心得

さらにクリスティーン・ポラスさんさんは「ワンランク上の礼節を身につけるための5つの心得」も提示してくれています。

 

  • 心得1:与える人になる
  • 心得2:成果を共有する
  • 心得3:褒め上手な人になる
  • 心得4:フィードバック上手になる
  • 心得5:意識を共有する

 

礼節ある人が守る「3つの原則」ができるようになったら、この「ワンランク上の礼節を身につけるための5つの心得」を目標とするのもよいのではないでしょうか。

 

礼儀正しい人の3つのメリット

①人間関係がいい

①人間関係がいい

言うまでもなく「傲慢な人」と「礼儀正しい人」の人間関係を比べれば「礼儀正しい人」のほうが良好な人間関係を築けるでしょう。

 

②仕事や勉強ができる

②仕事や勉強ができる

礼儀正しい人はコツコツと仕事を行います。勉強も同じです。その謙虚なスタイルで仕事や勉強に取り組めば、おのずと結果もついてくるはずです。その努力を認めてくれる人も現われることでしょう。

 

③リーダーに向いている

③リーダーに向いている

傲慢な人より礼儀正しい人のほうがリーダーに向いています。とくに、今の時代はパワハラなど働き方の見直しが進んでいます。正しい行いをした人には正しい評価がされ、そのような礼儀正しい人についていきたいと思う部下も増えてきます。

 

ねこひげ的まとめ

 

今回は「礼儀正しい人」について書きました。

 

まだまだ、世の中にはパワハラまがいのことが横行され、ずる賢い人間が出世しているところも多くあると思います。ただ、数年前に比べればテレビやネット、メディアの影響で淘汰されてきたのではないでしょうか。

 

だからこそ、新たな存在として「礼儀正しい人」こそが正当な評価をされ、活躍をしていきます。

 

クリスティーン・ポラスさんによると「傲慢な人の悪影響」も示唆されているわけですし、世の中的に「パワハラで部下を縛りつける人」よりも「周囲をサポートして働きやすい環境をつくる人」が増えればいいのになと思う次第です。

 

 

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●傲慢な人は組織に損失を与えている!

●礼儀正しい人こそが活躍する時代!

●礼儀正しさを身につけよう!