あなたは何か習慣化させたいことがあるでしょうか。
例えばダイエットや勉強、ブログ、料理など人それぞれ習慣化させたことがあるかもしれません。そのときの自己評価をどのようにしていますか。
もしかして「減点方式」の自己評価になっていませんか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『習慣化させたければ自己評価は「加点方式」にしよう』というお話です。何か目標があり習慣化させたい人は参考にしてみてください。
目次
「完璧主義」が挫折の原因になることも
あなたは自分のことを完璧主義だと思うでしょうか。
若者の間で完璧主義が増えているという研究があります。(参考)
一見完璧を目指すことは素晴らしいと思えるのですが、実際のところ長期的にみると完璧主義は色々と問題があります。
この研究では長年、完璧主義でい続けると不安や嫉妬、怒りなどの感情に襲われやすくなるとも言われています。
早めに完璧主義はなおしておいた方が良さそうですね。
習慣化したいことは「完璧」をもとめない
新しい目標や習慣化させたいことを決めるときに、どうしても完璧な結果とプロセスをもとめがちです。これが挫折の原因になります。
人は体調が良い時もあれば、悪い時もありますよね。忙しい時期もあれば暇な時期もあります。完璧主義な人は、それらを土返しして完璧な状態をイメージして実行していこうとします。それは無理があります。
習慣化させたいときは「完璧」を求めてはいけません。心にゆとりをもつことが大事です。
では、具体的にどのように習慣化に取り組めば良いのでしょうか。
自己評価を「減点式」から「加点式」に変える
目標を決めたら実行をしますよね。実行をしたら、その結果を自己評価するかと思います。
この自己評価を「減点式」から「加点式」に変えてみてください。
例えばあなたが「資格のために勉強を習慣化させたい」と思っていたとします。
減点方式で自己評価をすると、思ったよりも勉強ができなかった日は「100点→90点」下がり、さらに集中できないと思えばさらに「90点→80点」と自己評価が下がっていきます。
そこをスタートを0点とする「加点方式」に変えてみましょう。今日は参考書10ページ進んだ「0点→30点」だと加点していくのです。さらに「集中できた」と思えば「30点→50点」とどんどん加点していきます。
なぜ「加点方式」がいいのか?
では、なぜ習慣化させたいときに「加点方式」がいいのでしょうか。
それは加点方式の自己評価だとプラスの要素に目を向けることができるからです。「今日は〇〇ができた!」というふうに成功体験の積み重ねができます。
習慣化には成功体験の積み重ねが大事です。どんなに小さなことがでも「できた!」と思えれば、それがモチベーションになり、次へのステップにつながります。
減点方式では「失敗したこと」や「できなかったこと」に目が行きがちですが、加点方式の考え方を持てば、多少失敗しても挫折せずに取り組めるようになります。
今回は習慣化させたければ自己評価は「加点方式」にしようというお話でした。
とくに完璧主義な人はスタートを100点とする「減点方式」を採用しがちです。だからこそ、ひとつでもできていないところがあると「ダメだ…」と自分を責める原因になります。
自分を責めてしまえば習慣化させたくても習慣化できません。
そんな人は、今回ご紹介した「加点方式」で自己評価をしてみてください。きっと、自分にもこんなにもできたることがあったんだと気づけるようになるはずです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●完璧を求めることが挫折の原因に!
●減点式ではなく加点式を採用しよう!
●加点式の自己評価はプラスの要素を気づかせてくれる!