積極的な人であれば、無理なく行動に移せます。行動に移せる分、成長するスピードも早いものです。
一方で消極的な人は「石橋を叩いて渡る」タイプが多く、なかなか行動に移せません。「あなたならできる!もっと自信を持って!」と言われたところですぐに一歩を踏み出せるわけでもありませんよね。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『消極的な人の成長戦略!自信は少しずつ積み上げていくもの』というお話です。もしあなたが消極的な人であれば参考にしてみてくださいね。
目次
消極的な人の特徴
あなたは積極的なタイプでしょうか。それとも消極的なタイプでしょうか。もし消極的であれば、以下のような事柄が当てはまるかと思います。
- なかなか行動しない
- 怖がり
- 傷つくのが怖い
- 保守的
- マイナス思考
これだけ見ると「消極的ってよくないよな」と思われがちなのですが、見方を変えると「自分を守る力」があります。つまり、危機管理能力が高いので大きな失敗はしません。
ただ、人生では失敗を恐れずに「一歩踏み出す」ときが大事なときもあります。だから「一歩踏み出す勇気をもってください!」と言いたいところなのですが、それができないから悩んでいる人が多くいます。
では、消極的な人は、どのように考えて行動していけばいいのでしょうか。
自信は少しずつ積み上げていくもの
消極的な人にとって「自信は少しずつ積み上げていくもの」です。これまでの人生で、消極的な行動をとってきたのですから、一夜にして自信を持つことは不可能です。
大事なのは焦らずに、少しずつ積み上げていきましょう。
消極的な人の自信のなさは、「できないと思われたくない」という心理からくる不安です。そのため自信のないことは行動に移せません。このような傾向は完璧主義な一面があるからです。
完璧主義を手放そう
消極的な人の多くは完璧主義で「失敗を恐れたり、実行に移せなくなる」ことがあります。そこで完璧主義対策をする必要があります。
完璧主義の対策とは、どうすればいいのでしょうか。
完璧主義には、何よりも「自分への思いやり」を高めることです。クリスティン・ネフ博士が提唱する「セルフ・コンパッション」を参考にしてもいいでしょう。
完璧主義な人は、自分に厳しいので、そのせいで「行動に移せない」「新しいことにチャレンジするのが怖い」「勇気が持てない」となりがちです。自分で自分に優しい態度をとってあげることで、その悪影響をやわらげることができます。
自分なりの「勝ちパターン」を見つけよう
消極的な人は、積極的な人の「勝ちパターン」を真似るよりも、自分なりの「勝ちパターン」を見つけていくことが賢明です。
積極的な人の勝ちパターンはどうしても「恐れのない勝ちパターン」です。それを消極的なあなたが真似たところで根本的な内面に「恐れがある」ので結果的にうまくいかずに、無理をしてメンタルを病むことがあります。
あなたなりの「勝ちパターン」を見つけてみてください。そのためにも上述でお話をした「少しずつ積み上げる」「自分に思いやりをもつ」この2点を守ってください。
まずは、少しずつ実行をしていきを「達成感」を積み上げていきます。昨日の自分よりも今日の自分が1ミリでも成長していたら、それで合格なのです。
そして大事なのが「自分に思いやり」をもつことです。たとえ、1ミリも成長していなくても、失敗したとしても自分に厳しくしてはいけません。
もし、自己批判の傾向が強い人は「ネガティブな感情」を紙に書き出してみてください。そして、優しく自分にねぎらいの言葉をかけましょう。
セルフコンパッションでは「落ち込んだ友達に言葉をかけるように、自分に言葉をかける」方法も有名で効果がある言われています。優しい言葉を、あなた自身があなたにかけてあげるのです。
今回は「消極的な人の成長戦略」について書きました。難しことはありません。
- 少しずつ積み上げる
- 自分に思いやりをもつ
シンプルに、この2つを意識することで自然と自信が生まれて成長につながります。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●少しずつ積み上げよう!
●自分に思いやりをもとう!
●自分なりの勝ちパターンを見つけよう!