今、あなたはパートナーに隠し事はありませんか。できれば、人生で長く付き合っていくパートナー関係であれば嘘はつかないほうがよいでしょう。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『パートナー関係で「嘘」をつかないほうがいい理由』というお話です。
目次
パートナー関係で「嘘」は必要、不必要?
パートナー関係で「嘘」は必要なのでしょうか。それとも不必要なのでしょうか。小規模なアンケート調査ではあるのですが、このようなデータがありました。
結婚式場の口コミサイトを運営するウエディングパークは3月22日、「夫婦/カップル間の秘密」に関する実態調査の結果を発表した。調査は今年3月にインターネットで実施し、20代~30代の女性215人から回答を得た。パートナーに嘘をついたことがある人は77.7%。
人間なので全く嘘をつかないというのは不可能だと思いますし、大なり小なり嘘をつくこともあるでしょう。
では、パートナーに「ついていい嘘」と「悪い嘘」の判断軸はどこにあると思いますか。
僕は、その嘘をついたときに「後ろめたさ」や「やましさ」を感じるかどうかだと考えます。もし相手のためを思った嘘であれば「後ろめたさ」や「やましさ」を感じることは限りなく少ないはずです。
「後ろめたさ」や「やましさ」を感じるのであれば最初から嘘はつかないほうが賢明です。もし嘘をついてしまったのであれば早めに告白しておいたほうがよいでしょう。
では、なぜ嘘はつかないほうがいいのでしょうか。
「自分が騙している」という事実が残る
先ほどのサイトを見ていると嘘をつく側の意見として以下のようなものがあります。
「本来嘘は良くないけれども、相手を傷つけないように隠し通せる自信があり、今の関係を良好に築く為の嘘ならばアリだと思います」(30代前半)
嘘はよくないと知りつつも「嘘も突き通せるのであれば良い」という意見ですが、これには一つ問題があります。
パートナーに後ろめたい嘘をついた場合、もし騙し通せたとしても「自分が騙しているという事実」が心の中に残り続けるのです。この人の場合、「嘘はよくない」と認識はしているので、嘘にやましさを感じていることが容易に想像がつきます。
嘘を突き通す、隠し続けると考えている時点で思考は「嘘」のことでいっぱいです。相手と楽しい時間を過ごしていても「内心では嘘をついた後ろめたさ」が残り続けるのです。
たとえば、パートナーと美味しい食事をしているとき、楽しい映画を見ているとき、こんな時間でも脳内では「相手を騙した」という事実は消えません。
嘘を突き通す=マルチタスクになりやすい
では、「自分が騙しているという事実」が心の中に残り続けるのが、なぜ悪いのでしょうか。
それは「マルチタスク」になりやすいからです。実は、マルチタスクは脳に負担がかかります。
嘘がバレていないか気にすることで、どんな楽しい時間をパートナーと一緒に過ごしていても「嘘をつきつづける」ことに意識が向いてしまいます。これはマルチタスクで、かなり脳にも負担がかかることになります。
今回はパートナー関係で「嘘」をつかないほうがいい理由についてお話しました。
パートナーとは人生で最も長く付き合う関係です。仕事や友達以上に長く付き合うことになるのがパートナー関係です。
そんなパートナー関係で「嘘を突き通す」ことに意識が向いてしまっていては、せっかく美味しい食事をしていても、どんなに楽しい娯楽の時間も全てが中途半端になり、心から楽しめません。
もし「後ろめたさ」や「やましさ」を感じるような嘘であれば、最初から嘘をつかない
ことがよいでしょう。
嘘がバレないとしても「自分が騙しているという事実」は残り続けることは忘れてはいけませんね。どうぞよしなに。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●後ろめたい嘘はつかない!
●マルチタスクは脳が疲れやすい!
●自分が騙しているという事実は心に残り続ける!