今、若い世代だと言われる20代や30代の人たちも、いずれは50代や60代になっていきます。
自分が50代、60代になったときに若者とどのように接していきたいですか。または、すでに50代・60代の人たちは現在どのように若者と接していますでしょうか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『素敵な年齢の重ねかた「年下の友人を大切にする人になろう」』というお話です。
目次
年下の友人を大切にする人になろう
どうしても友人関係というのは、同世代で似たような人たちで集まりがちです。年齢を重ねると、なおさら同じような人たちと過ごす時間が増えていくでしょう。
僕も普段は同世代の友人と話すことが多いのですが、たまに自分より上の世代の方ともお会いすることもあります。
このとき、相手の人間性が二手に分かれます。
・相手が年下だからといって見下すような大人
・相手が年下だけど大事にしてくれる大人
この2タイプの人と話すとき、言うまでもなく圧倒的に後者の「相手が年下だけど大事にしてくれる」ような方と話しているときが楽しいものです。
お金持ちほど年下を大事にする?
成功者やお金持ちほど年下の人間関係を大事にするという話を聞いたことがあります。統計があるわけではないので真意はわかりませんが、肌感覚としても納得です。
何か成し遂げた人というのは、自分一人の力だけでなく他人のサポートを得ることで成功しています。そのとき、自分では持っていない知識やノウハウを年下の人が持っていることもよくある話です。
たとえば、SNSやスマホの使い方などは若い世代のほうが得意と言えるでしょう。もちろん、50代や60代の方もツイッターやインスタをやられている方はいます。
ですが、世の中全般を見渡したときどうでしょうか。身近なところでは、あなたの会社の役員や部長クラスのおじさんがインスタやTikTokを使いこなしているでしょうか。
おそらく大学生や20代・30代の人たちが日常的にしようしている頻度は多いと思います。
このように若い世代だからこそ持っている知識やノウハウがあります。成功している人は、若い世代の声にも耳を傾けて世間の動向を見ているのです。
若者を大事にするのは「アウトプット」にも最適
若い世代から知識やノウハウ得ること(インプット)もあれば、逆に自分の経験から伝えられること(アウトプット)もあるのではないでしょうか。
若いがゆえに悩むことがあります。悩んでいる若者に向けて自分の体験を通して相談にのったりすることもできるでしょう。
ただ、一点注意しなければいけません。
それは「説教くさく」ならないことです。「最近の若い奴は……」とか「俺が若かった頃はもっと大変だったんだぞ」など、説教のような話になってはいけません。
これでは毛嫌いされるでしょう。ここでも相手の話に耳を傾ける姿勢を忘れずに、「知識や経験」を若い人たちにもアウトプットしていくのです。
誰かに教える・伝える(アウトプット)というのは、それなりの知識や経験が必要です。逆を返せば、自分のなかで理解しているからこそアウトプットができるのです。さらに相手に説明をしようとするため、さらに知識に深みが増します。
年下の友人を大事にするというのは、そう言った意味でもメリットがあります。
若い世代を尊重する人ほど若々しい
自分は「歳をとってしまった…」と少し悲観的に捉える人ほど老けて見えます。20代でも「もう年寄りだ…」と話す人が時々いますが、老け込んで見えます。
自分よりも若い世代とコミュニケーションを取ることで、自分の気持ちを若く保つこともできます。
世代が違う価値観や考え方は、双方にとっても刺激的ははずです。もし、あなたが50代・60代になったときは今の若い気持ちを忘れずに、そのときの若者たちとコミュニケーションを取ってみてください。
そして、今もうすでに50代・60代という人は若々しい気持ちを持ちつつ、自分よりも年下の人たちと接する時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
僕らは生きている限り、一年一年、年齢を重ねていきます。年齢を重ねるたびに若者だった自分から「おじさん」や「おばさん」と言われる世代になっていきます。
どうせなら、かっこいい「おじさん」やキレイな「おばさん」になりましょう。そのためにも年の離れた世代にも耳を傾けるような素敵な年齢の重ね方をしてみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●若い世代から得られるものがある!
● 若い世代に伝えられることを伝えよう!
● 年下の友人を大切にする人になろう!