ナンバーワンじゃなくてオンリーワンになる方法

誰かと競争をすることに疲れてしまったということはありませんか。誰かと競争するのが好きで、それがモチベーションになる人ならいいのですが、みんながみんなそうとは限りません。

今回はナンバーワンを目指すのではなく「オンリーワン」を目指しましょう、という話です。

どうせなら、競争から（あえて）離脱してオンリーワンを目指すというのも人生を生きやすくする方法だと思います。 もちろん、ナンバーワンを目指すことが生きがいで日々のモチベーションになるという人は別です。また、スポーツなど初めから競争をすることが目的のことも別です。

ただ、世の中、競争する必要性があるものって本当はあまりないのかもしれません。「誰かより収入をあげたい」「誰かより仕事ができるようになりたい」など、本当は競っても仕方がないことを比較して落ち込んでるケースが多々あります。それらは、競っても上には上がいて、下には下がいるからです。

また、内向型気質な人間にとっては、わりと競争に巻き込まれることが負担でしかないという人もいます。

マイペースにやっていきたい

自分の好きなように生きたい

こんな風に思っていたら、もしかすると競争してナンバーワンを目指すより、オンリーワンを目指す方が、ずっと楽に生きやすくなるのかもしれません。

それでは、どうやったらオンリーワンになれるのでしょうか。僕がオススメするのは「３つの要素の掛け算」です。

一番になりたきゃ「勝手に一番」を作ればいい話

誰もが一番を目指すと、勝って笑う人もいれば、負けて泣く人もいます。ただ、「勝手に一番」を作れば、誰しもが笑う人になれます。

一番になりたきゃ勝手に一番を作ればいいというのは「勝ってに」オンリーワンを作ればいいということです。

その方法が「3つの要素の掛け算」です。

要素の掛け算とは、あなたの好きなこと、または強みを３つを書き出してみてください。それを組み合わせるのです。

例えば、自分のアピールポイントを３つ書き出し「料理が得意」「掃除が得意」「聞き上手」と組み合わせるだけでオンリーワンの出来上がりです。つまり、「料理が得意」というだけだと誰かと比べると、料理上手は沢山います。

ただ、「料理ができて、掃除も得意で、なおかつ聞き上手」と３つの要素を組み合わせると、希少価値がぐんと高くなり、オンリーワンの存在になれるのです。

では、仕事で考えてみます。例えば、営業をやっている人なら「フットワークの軽さ」「専門的な知識」「笑顔」など自分が得意とする要素を組み合わせます。そうすると、希少性が生まれるというわけです。「フットワークの軽さ」だけだとオンリーワンとは言えません。それを得意とする営業マンは沢山存在するからです。

そこに、さらに自分の得意な分野や好きな要素を含めることで希少性が高くなり、つまりオンリーワンな存在になれるのです。

まずは３つに絞って、それらを極めよう

１つ分野を極めることも良いことなのですが、オススメは３つの要素を極めていくことです。それ以上だと手に負えなくなるので、やはり３つぐらいが適当かと思います。

１つの分野を極めても、やはり専門家にはかないません。ただ、そこに別の自分の得意とすることを組み合わせることで、専門家にはない魅力ある人物にもなれるということです。

これは仕事に限らず、恋愛やプライベート、はたまたブログのテーマにも応用できるので考えてみてください。自分の要素を３つ掛け合わせて希少性のあるオンリーワンを作り出してみてください。

もしかすると、希少性がある「オンリーワン」の存在が、世の中には必要なのかもしれません。

最後に

ナンバーワンを目指したい人は目指すと良いと思います。だと、競争することに疲弊してしまったという人は、競争することから、あえて離脱することも大切です。

そのための方法がオンリーワンを目指すということです。「勝って」にオンリーワンになればいいのです。「勝って」にというところが大切です。自分なりの強みや魅力、得意なことを組み合わせることで、オンリーワンになるのも夢じゃありません。オンリーワンな存在になることで、必然的にも重要な存在になれると思います。

最後に、金子みすずさんの有名な言葉をご紹介します。