コミュニケーション能力は仕事や恋愛で必要となってきます。なぜなら仕事や恋愛は相手がいて初めて成り立つからです。
でも「コミュニケーションってどう高めればいい?」という人もいるかと思います。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『コミュニケーション能力を高めたければ小説を読むといい?』というお話です。コミュ力を高めたい人は参考にしてみてくださいね。
目次
小説はコミュニケーション能力を高める
トロント大学のレビュー論文によると「小説はコミュニケーション能力を高める」と言われています。(参考)
フィクションの研究は、想像力がどのように可能性のある世界を創り出すか、そして精神モデルが他者と自分自身からどのように形成されるかを理解するのに役立ちます。
実験では、たくさん小説を読んでいる人ほど「共感力」が高かったとのことです。読書家の人は小説を読むことで、知らず知らずのうちに共感力が鍛えられていたのです。
つまり、ストーリー性の高い小説を読むことで登場人物の感情を理解できるようになり、それは実社会においても役立つのです。
一般的に「読書家=コミュ力が低い」というイメージがありますが、実はそんなことはないんですよね。むしろ文学を読んでいる人ほどコミュニケーション能力が高かったします。
それでも本を読むのが苦手な人へ
「コミュニケーション能力を高めたければ本を読みましょう!」と言っても、これまで本を読む習慣がなければ、本を読むこと事態がハードルが高いかと思います。
まずは、この3つを意識してみてはいかがでしょうか。
- 静かに本を読む時間をつくる
- いきなり難しい本を読まない
- 少しでも興味があるものから読む
静かに本を読む時間をつくる
まずは静かに集中して本を読める時間をつくりましょう。
テレビや人の話し声がする環境では、なかなか集中して本を読むことができません。極力、あまり音がしない環境で本を読むことをおすすめします。
例えば、読書中にスマホの通知オンが鳴るだけでも集中力は途切れます。その場合はスマホは離れたところに置くなど工夫しながら、静かに本を読む時間をつくっていきましょう。
いきなり難しい本を読まない
読書習慣を身につけようとして挫折の原因になってしまうのが、難しい本から読むことです。
読書家でも難しい本を読むのには、それなりのチカラを要します。そんな難しい本を読書習慣がない人が読めるはずがありません。
例えば、いきなり長編歴史小説などを読み始めると数ページで挫折する可能性があります。まずは、難しくない「やさしい本」を選択することが大事です。
少しでも興味があるものから読む
興味がない話には、当たり前ですがモチベーションが高まりませんよね。
学生の頃に校長先生の長い話には興味がなくて頭に入ってこなかった人も多いのではないでしょうか。全校集会で校長先生ではなく、好きなアイドルが話いたら真剣に聞けたはずです。
本を読むときも同じで興味がある分野の本を読むようにしましょう。頭にも入ってきやすくなります。
読みやすくておすすめの小説3選
きまぐれロボット
ショートショートの神様とも言われていた星新一さんの本です。僕は子供の頃に星さんの本に出会って本好きになったと言っても過言ではありません。
星さんのショートショートなら、読書に苦手意識がある人も読みやすいかと思います。ぜひ手にとって読んでみてください。
マタタビ町は猫びより
もう一冊ショートショートをご紹介します。田丸 雅智さんの著書「マタタビ町は猫びより」です。
猫にまつわる物語が15編収録されています。僕のように「猫が大好き!」「猫に興味がある!」という人は読んでみてはいかがでしょうか。
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
こちらは、青い髪と瞳を持って生まれたいじめられっ子の主人公キラが謎のカエル「老師」の導きを受ける物語です。
内容は冒険ものなのですが、普通に学びも深くおすすめです。
今回は「コミュニケーション能力を高めたければ小説を読もう」というお話でした。
実は、読書家はコミュニケーション能力が高かったんですね。
おそらく、人見知りで大勢の場が苦手だったり、仲良くなるまでに時間がかかったりすることはあったとしても、本質的なコミュ力の高さは内面に秘めているのでしょう。
ぜひ読者家のみなさん、実社会でも活かしていきましょう。本を読むことが苦手だという人は、少しずつ本を読んでコミュニケーション能力も鍛えるのもありなのではないでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●小説を読むと共感力が高まる!
●実は読書家はコミュ力が高い!
●やさしい本から読んでいこう!