誰しもが聞いたことあるはずの「人間だもの」というフレーズ。あいだみつをさんの言葉です。この「にんげんだもの」という言葉は魔法の言葉だと感じます。
今回は、そんな「にんげんだもの」というフレーズの不思議な魅力とパワーについて書いてみたいと思います。もし、いつも自分を責めちゃうという人は読んでみてください。
もくじ
にんげんだもの by 相田みつを
誰しもが一度は聞いたことがあるであろう書家の相田みつをさんの言葉「にんげんだもの」。このフレーズって不思議と耳に残り、使いたくなると思いませんか。
この言葉、とってもステキな言葉で日常的に使ってみることをオススメします。
ちなみに、「にんげんだもの」の全文は、
「つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの」
by 相田みつを
というものです。
人間は不完全な生き物
完璧を求めようとする人が多いのですが、人間は不完全な生き物です。生きていれば、つまずくこともありますし、失敗することもあります。落ち込むことだってあります。
そんな不完全さを認められなくて辛くなります。「できない自分が悪い」と言って責めてしまうのです。
ただ、相田みつをさんの「人間だもの」という言葉は、そんな不完全さを肯定的にしてくれます。
勇気がわく言葉、それが「にんげんだもの」
「にんげんだもの」という言葉は勇気がでます。失敗したときや、傷ついたときに自分に言いましょう。または、周りにいる落ち込んで自分を責める人たちに使ってあげましょう。
心理学でも自己嫌悪になることがよくないと言われてます。必要なのは、自己肯定感です。ただ、そんな自己肯定をしろと言われても難しく感じる方もいます。そこで、簡単に使えるフレーズが「にんげんだもの」です。
語尾につけてみよう
もし失敗したときや落ち込んだとき、語尾に「人間だもの」とつけてみましょう。
- 失敗しちゃった、人間だもの
- 泣きたくなる、人間だもの
- 好きな人を傷つけちゃった、人間だもの
- 落ち込むよ、人間だもの
- 仕事行きたくない、人間だもの
自分なりに語尾につけてみましょう。それが不完全さを受け入れる一歩となります。
泣いちゃっていいじゃないですか、落ち込むときがあってもいいじゃないですか。そんな状況を責めるのはやめて自分に優しくしてあげましょう。
最後に
今、生きていると失敗しちゃいけないということが前提としてあります。できるだけ失敗をしない人生が良しとされるのです。みんな、頭の中では「失敗から学ぶ」ということがわかっているのに、学校や社会は失敗を認めてくれないことが多いです。
環境によっては、成績がよいことが求められ、いつの間にか「完璧人間」を求めようとしてしまっているのです。そんな環境にいるという人は、辛い思いをしているのではないでしょうか。そのような状況では、不完全である自分を責めてしまっているのも無理はありません。
ただ、自分を優しくしてあげてください。そんなときに使える言葉、相田みつをさんの「人間だもの」というフレーズだと思います。落ち込みグセがある自分を少し楽にしてくれます。悪循環に陥る前にストップしてくれます。
自分で自分をいじめるのではなく、まずは不完全さを受け入れることが大切です。誰だって生きていれば、泣きたくなるときもあるし、落ち込むこともあります。そんなときは、語尾に「人間だもの」をつけましょう。
きっと、不思議と心が楽になるはずです。ちょっと勇気が出れば、またあるき始めればいいのではないでしょうか。人生、そんなことに繰り返しなのかなと思います。
明日からもがんばろう#一日一絵 #イラスト pic.twitter.com/Xaf459WUei
— Dr.キャットウィスカー@ココロクエスト (@dr_catwhisker) 2017年1月22日
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 人間、誰だって落ち込むときぐらいある!
- 不完全さを受け入れる!
- つらいとき「人間だもの」を語尾につけよう!
To be continued…