ネガティブ思考な自分を責めてしまう人も多いのではないでしょうか。確かに世の中には「ネガティブは良くない!」という風潮がありますよね。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『ネガティブを才能に変えるための3つの思考法』というお話です。もし、あなたがネガティブな性格であれば、参考にして読んでみてくださいね!
目次
ネガティブな自分を責めなくてもいい
世の中的には「ネガティブは良くない!」と思われがちです。
とはいえ、人は基本的にネガティブな生き物です。人にはマイナスなことほど記憶に残るという心理があります。これをネガティビティ・バイアスと言います。人類が生存するためにはネガティブな刺激に敏感である必要があったのです。
まずは「人はもともとネガティブなもので、ネガティブは悪いものではない」ことを覚えておきましょう。必要以上にネガティブな自分を責めないでいでくださいね。
ネガティブを才能に変える考え方にシフトしていくことが大事です。
ネガティブを才能に変えるための3つの思考法
①否定的な思考を「予測力」に変える
ネガティブ思考な人は、よく考えごとをします。しかも、その考えごとの多くが否定的な考えごとです。たとえば、明日会社でプレゼンを発表する日だとすると「明日のプレゼン、失敗するのではないか」「資料にもれはないだろうか」など否定的な思考になりがちなのです。
ただ、この否定的な思考は悪いことばかりではありません。
言い換えるのであれば「事前に考える」「予測できる」「前もって準備をする」とも言えます。英語のことわざで、以下の言葉があります。
Hope for the best and prepare for the worst.
最善を望み、最悪に備えよ
物事が良い方向に進むことを期待しつつも、悪い状態に向かうことを想定して万が一の事態に備えようという教えです。最悪の事態を想定して準備することは、危機管理能力があり、ネガティブを才能に変える思考法の一つでもあります。
②悲観的な思考を「共感力」に変える
ネガティブ思考な人は日頃から悲観的になることも少なくありません。悲しみやツラさを経験すると、人一倍に感じてしまうのです。
悲しみやツラさを知っている人ほど、実は強い人でもあります。もがき苦しんだ心の痛みを知っているからです。心の痛みを感じられる繊細な性格を自分だけでなく、他人のために使おうとしてみましょう。
周りで悲しんでいる人がいたら、そっと寄り添ってあげるのです。その繊細な優しさは悲観的な思考になりがちな人だからこそできる「共感力」になります。また、親切は他人のためでもあり、結果的に自分のためにもなります。人に親切にすることが科学的にもメリットがあります。
③批判的な思考を「疑問力」に変える
ついつい物事を批判的に捉えてしまうのもネガティブ思考なタイプの特徴です。批判的な見方にも「できること」があります。
それは物事に対して「疑問をもつ」ことです。「クリティカル・シンキング」という言葉をご存知でしょうか。 クリティカルシンキングは「批判的思考」と訳されます。
この思考法は、これからの社会でも役立つソフトスキルの一つです。「本当に正しいのだろうか?」「なぜなのだろうか?」と物事に対し疑問をもつからこそ、より深く知ろうとします。
間違いなく自分の思考に深みが増すのです。批判的な思考を健全に活かすことができれば、それは立派なネガティブ思考の才能になりえます。
今回は「ネガティブを才能に変えるための3つの思考法」というお話でした。ネガティブ思考な自分を責めているうちは生きづらさが増すばかりです。
一旦、ネガティブな自分を受け入れてみましょう。とは言え、「ネガティブな自分を受け入れる」こと事態が難しいのもよくわかります。
そこで、今回ご紹介したネガティブを才能に変えつつ、日々の暮らしに取り入れていけば、人生がより生きやすくなってくはずです。どうぞよしなに。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●ネガティブ思考は悪い事ばかりではない!
●ネガティブな自分を受け入れよう!
●そしてネガティブを才能に変えよう!