「なんだかスッキリしない」「イライラするけど理由がわからない」——そんなこと、ありませんか?
ぼく自身、昔は「ただなんとなく不機嫌」「理由はわからないけど落ち込む」みたいなことがよくありました。でも、あるとき気づいたんです。
自分の気持ちを言葉にできないと、ずっとその感情に引きずられる
例えば、「なんとなくイライラするな…」と思っていると、ずっと不機嫌なまま。でも、「実は、昨日の会話で意見を言えなかったのが悔しかったんだ」と言葉にできた瞬間、「ああ、そういうことか」とスッキリすることが増えました。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
気持ちを言葉にするのは、心の整理整頓みたいなもの。では、どうすればスムーズにできるようになるのか? ぼくが試してよかった方法を紹介します。
目次</h2 >
1. 「自分の気持ちの色」を探してみよう
ワーク1:今の気持ちを色で表してみる
例えば、こんな感じ。
- 青:落ち着いている、穏やか
- 赤:イライラしている、興奮している
- 灰色:なんとなく気分が沈んでいる
- 黄色:ワクワクしている、楽しい
色を意識すると、感情の輪郭がぼんやり見えてくる
2. 気持ちを「映画のタイトル」にしてみる
ワーク2:今日の気持ちを映画のタイトル風にする
例えば…
- 曇り空の月曜日 → なんとなく気分が乗らない
- 全力疾走 だけどゴールが見えない → 仕事で頑張ってるけど、先が見えない不安
- 静かな夜、ちょっとだけ寂しい → 1人の時間を楽しみつつ、少し孤独を感じる
言葉が浮かばないときは、比喩表現を使うのがコツ
3. 「手紙を書く」つもりで気持ちを整理する
ワーク3:今日の気持ちを、誰かに送るつもりで書いてみる
例えば…
- 親友へ
「今日は、ちょっと疲れたよ。午前中の仕事が立て込んで、うまく休憩できなかったんだ。でも、午後に好きな音楽を聴いたら、少し落ち着いたよ。」 - 未来の自分へ
「今、ちょっと悩んでいることがあるけど、たぶん1年後には笑い話になってるのかな?」 - 昔の自分へ
「今のぼくは、昔よりも自分の気持ちに向き合えてるよ。」
日記が苦手な人は、手紙風に書くと続けやすい
4. 「言い方を変える」だけで、気持ちは伝わる
ワーク4:「本音」を、ちょっと柔らかく言い換える練習
例えば…
- なんで返信くれないの?ムカつく → 連絡がこないと、ちょっと心配になっちゃうんだよね
- もうやだ こんな仕事やってられない → 今日はちょっと疲れたな…。少し休んだら、また頑張ろうかな
感情そのままより、本音+ちょっと柔らかい言葉にすると、伝わりやすい
- 気持ちを色や映画タイトルで表すと、感情の輪郭が見えてくる
- 日記が苦手なら、手紙を書く感覚で気持ちを整理しよう
- イライラをそのまま伝えず、柔らかい言葉に変換してみる
ぼく自身、こういう方法を試していくうちに、「なんとなくモヤモヤすること」が減っていきました。感情を言葉にするのは、最初は難しくても、少しずつできるようになります。ぜひ、自分に合うやり方を試してみてくださいね。
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