悩み・問題解決の最適な技法として「ミラクル・クエスチョン」があります。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『悩みを「ミラクル・クエスチョン」で紐解こう』というお話です。もし、いま解決したい悩み・問題がある人は参考にしながら読んでみてくださいね!
目次
ミラクル・クエスチョン
あなたは、いま悩みや問題を抱えてはいませんか。もし解決していない悩み・問題があるようでしたら、「ミラクル・クエスチョン」を試してみてはいかがでしょうか。
「ミラクル・クエスチョン」は解決志向アプローチの技法としてカウンセリングの場でも使われています。もちろん、一人でもできる技法ですのでご安心を。
というこで、まずはミラクル・クエスチョンの内容を見てみましょう。
あなたが眠っている間に奇跡が起こり、あなたを悩ませていることがすっかり解決してしまっています。目が覚めたときは、どんなふうに目が覚めるでしょうか?
このような感じで、いまの問題が奇跡のように解決した状況を思い描きます。とはいっても、イメージできない人もいるかもしれないので事例をまじえてご説明します。
ミラクル・クエスチョンの事例
どのようにミラクル・クエスチョンを使えばいいのか「転職すべきか悩んでいる人」を参考に事例を見てみましょう。
- ミラクルクエスチョン「もし私が眠っているあいだに奇跡が起きて、ワークライフバランスが整った転職先に内定が決まったら、どのようなことが起きるだろうか?」
- 答え「今の職場を退職することになり、きっとストレスも減り心身ともに元気になるだろう……」
- ミラクルクエスチョン「そんな状況になったら、生活はどうなるだろうか? 具体的に何がイメージできるだろうか?」
答え「もし転職先が決まったら、いまのような激務ではなく、もっと自分にとって大事なことに時間を割けるようになるだろう。そうなったら、生活の質も向上するし、さらに人生も良い方向に進むかもしれない」
この事例では「転職すれば現状の悩みが改善する」というポジティブな方向に思考が向かってます。ただ、ミラクル・クエスチョンは人それぞれ答えが異なってきます。
ネガティブな方向になっても構いません。それだけ、問題と向き合い客観的になれた証拠でもあります。大事なのは「悩みが、すっかり解決したら?」と考えてみることです。
ミラクル・クエスチョンの効能
では、そんな「ミラクル・クエスチョン」を実践すると何がいいのでしょうか。
人は問題・悩みを抱えているときには、周りが見えていません。心に余裕がなく問題があることが当たり前になってしまい、解決することすら想像できない状態に陥ってしまうのです。
ミラクル・クエスチョンを使うことで「悩みが解決した理想」と「悩みが解決していない今」の状態との違いを明確にします。そうすることで、悩みを客観的に捉えやすくなり、解決の幅が広がるというわけです。
今回は「ミラクル・クエスチョン」についてお話をしました。もし、悩みを抱えていることがあれば、お試しください。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●ミラクル・クエスチョンを使おう!
●問題を客観的に捉えることが大事!
●あなたの悩みが、すっかり解決したら?!