僕は日常的に瞑想をしているのですが、実体験からも瞑想の効果は凄いと思っています。事実、近年では科学的にも瞑想の効果は実証されています。
今回は、特に「人間関係」に悩む人におすすめの瞑想をご紹介したいと思います。
ただ、ちょっと不思議な瞑想で、僕はこの瞑想を知った時、「うそでしょ?」「そんなことでで効果あるわけないじゃん」と少しばかり懐疑心を持ちながらも、実際に継続してみると本当に良かったので紹介します。
もくじ
ぼくたちの悩みは人間関係にある
僕たちは日々、悩みながらも必死に生きています。そのなかでも人間関係の悩みは大きいものです。人は共存する生き物なので、仕事・プライベートで誰かと会います。すべての人が自分と気が合うわけではないので、悩みが生じるのも当然といえば当然です。
事実、アドラー心理学では、人間の悩みは「全て対人関係の悩みである」と言っているほどです。ベストセラーの嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えに登場する哲人と青年の間でもこのようなやりとりがあります。
哲人 「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」。これはアドラー心理学の根底に流れる概念です。もし、この世界から対人関係がなくなってしまえば、それこそ宇宙のなかにただひとりで、他者がいなくなってしまえば、あらゆる悩みも消え去ってしまうでしょう。
青年 噓だ! そんなものは学者の詭弁にすぎません!
哲人 もちろん、対人関係を消してしまうことなどできません。人間はその本質において、他者の存在を前提としている。他者から切り離されて生きることなど、原理的にありえない。
つまり、人間の悩みを深く探求していくと、根本的なところは全て対人関係の悩みに行き着くということです。
人間関係の悩みも解消する瞑想「慈悲の瞑想」
上記にも書いたとおり、対人関係の悩みがある人は多いでしょう。上司とのいざこざ、恋人に対する不満、友達とのスレ違いなど、人とうまくいかないということは誰だってあります。
そこで、そんな人間関係の悩みもスッキリすると言われている瞑想をご紹介します。それが「慈悲の瞑想」というものです。
はい、僕はこの瞑想を初めて知った時、正直なところ「本当かな」と疑っていました。
でも、生まれながらの好奇心で、とりあえず『良いから騙された思って「慈悲の瞑想」やってみよう』と言い聞かせて実践することにしました。
実際にやってみて効果があるように感じました。
「慈悲の瞑想」とは?
それでは、「慈悲の瞑想」とはどのようなものでしょうか。「慈悲の瞑想」のやり方はとても簡単です。次の言葉を、声に出さずに心のなかだけで言うだけです。
まず①自分が、②親しい人が、③すべての生命が、④嫌いな人も自分を嫌っている人も皆誰もが、
- 幸せでありますように
- 悩み苦しみがなくなりますように
- 願うことが叶えられますように
と順番に唱えます。これを何度か繰り返すだけ。
「慈悲の瞑想」の根底にあるのは、すべての人々に対して平等に、慈しみのエネルギーを発信するというものです。正直、人によっては受け入れられる人も多くいると思うのですが、僕みたいに「これ?本当かな」なんて感じる人もいると思う瞑想法です。
でも、騙されたと思ってやってみる価値ありました。
場所は、基本的にどこでもOK!落ち着いてやりたい人なら、家でリラックスしながらでOKですし、サラリーマンやOLの人なら通勤時間の電車の中でもOKです!
シンプルなのでどこでもできるというのも良い点ですね。
また、上記で紹介した「慈悲の瞑想」の文章は簡易版なので、じっくりとやりたいという人は以下の本などを参考にすると良いかと思います。
おすすめの書籍
「心の疲れ」が消えていく瞑想のフシギな力。
~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
特に「~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門」の本には、CDも付いているので瞑想初心者という人でも入りやすい仕様となっています。僕はスマホに入れてときどき聴きながら瞑想をしています。
最後に
「慈悲の瞑想」いかがでしたでしょうか。少しでも興味があるという人はやってみてはいかがでしょうか。
効果に驚くかもしれません。実際にやってみて思ったのが「慈悲の瞑想」の根底には、どうやらすべてを平和的に解決していくという考えがあるように感じました。だから、僕は「慈悲の瞑想」は一種の怒りのコントロール、怒りの乗り越え方の方法の一つだと考えます。あと、瞑想は奥深くて科学的にも根拠があるものです。生活に気楽に取り入れてみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 人間関係に悩んでどうしようもないときは「慈悲の瞑想」が良い!!
- やり方は簡単!心のなかで唱えるだけ!!
To be continued…