職場でイライラすることはありませんか。仕事が忙しくてイライラ、 上司の言動にイライラなど、人それぞれに心に余裕が持てなくて イライラしていることがあるかと思います。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、そんな「心に余裕がない」ときだからこそ、意識したいことを書きたいと思います。もし、人に八つ当たりしてしまって後悔したことがある人は参考にしてみてください。
目次
八つ当たりは何の解決にもならない
仕事が忙しくて余裕がないときに、急に同僚に話しかけられてとっさに怖い顔しながら返事をした経験はありませんか。
さらに悪いのが、そのまま「何よ!こんな忙しいときに!!!」と 八つ当たりすることです。
誰かに八つ当たりをしたところで何の解決になりません。とくに言葉で相手を傷つけてしまうことになるので、むしろ後から冷静になったときに後悔だけが残ってしまうことになります。
言葉は直接的に相手に伝わります。心に余裕がないときはというのは、本来の自分ではありません。
本来の自分でもない状況で相手を傷つけてしまうと後々の関係まで崩れてしまいます。これだけは、できれば避けて通りたいことですよね。
そこで今回は心に余裕がないときこそ心がけたいこと3つを心理学を交えながらお伝えします。何も難しいことはありませんので参考にしてみてください。
忙してくも心に余裕が持てる3選
①笑顔でいる
とりあえずニコッと笑ってみよう!
まずは笑顔でいることです。余裕がないときというのは 眉間にしわを寄せて難しい顔をしている人が多いのです。 怖い顔というのは、ほとんど無意識です。 だからこそ、意識的に「笑顔でいる」ようにしましょう。
その場で笑顔にならなくてもトイレにいって鏡の前で「ニコッ!」とするだけでもよいでしょう。 笑顔でいると気分も良くなるというのは、色々な研究でも報告されています。 笑顔で心に余裕を持ちましょう。
②誤った思考回路に気づく
あれ?勘違いかも…
余裕がないときというのは自分本位になりがちです。 「周りなんて気にしてられない!」と言ってしまえばそれまでなのですが、「誤った思考回路」に気づくようにしましょう。
誤った思考回路というのは、「他人は自分のことを嫌っている!」や「あいつは俺のことをバカにしている!」というような思い込みです。根拠もなく、自分本位に考えてしまっているのが誤った思考回路です。
心理学に「脱フュージョン」という考え方があります。簡単に説明すると「誤った思考と現実の間に距離をとって区別する方法」です。つまり、自分を一歩引いた視点から見るようにしましょう、ということです。
そのために、今の感情や気持ちを紙に書き出すことも有効的です。「イライラする」「誰々がムカつく」など素直に感じたことを吐き出しましょう。一旦、上に書き出すことで自分を一歩引いた目でみることができます。
一歩引いた視点で見れるようなると、自分の思い込みに気づけます。「あれ?そんなことでイライラしてたんだ…」と気付き、心の余裕につながるのです。
③深呼吸をしよう
ふぅ〜気分が晴れやかに!
最後が深呼吸です。ゆっくりと鼻から息を吸ってゆっくり吐きます。 それだけでもイライラした気分が落ち着きます。 深呼吸をすることで副交感神経が働いて緊張がほどけます。心に余裕がないときこそ深呼吸をしましょう。
おすすめの心理テクニックをお伝えすると「STOPアクロニウム」というものです。やり方は簡単です。
STOPアクロニウムのやり方
①『Stop』
怒りの感情が湧いてきたときや不安に襲われそうになったら、心の中で「ストップ!」と唱えます。
②『Take a Breath』
ここで一呼吸します。ゆっくりと深呼吸をすることが理想です。
③『Observe』
ひと呼吸ついたら、「今この瞬間」に何を感じているか、自分自身を観察してみます。例えば、イライラしている、心臓がドキドキしている、など。
④『Proceed』
終わったら、元の状態に戻ります。
これやってみるとわかりますが、一呼吸おくと「あれ?なんか変な風に考えすぎているぞ」と気づくようになります。感情のままに動くのではなく、イライラや不安が襲ってきたら5秒間一呼吸おくようにしてみましょう。
もっと知りたいという人におすすめ書籍はこちらです。
最後に
仕事が忙しいとイライラして心に余裕が持てなくなることがあります。だからこそ、意識的に「心に余裕が持てる」ようにしましょう。自分の心の余裕のなさで、他人を傷つけてもいいことはありません。 今回ご紹介した3つの方法を試してみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●笑顔でいよう!
●誤った思考に気づこう!
●深呼吸しよう!