生きていると良いこともあれば、悪いこともあります。悪いことが起きたときに「どうしてダメだったんだろう?」「原因は何だったのか?」と分析をする人は多いのですが、どうしても良いときの「分析」は疎かになりがちです。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、好調なときほど「分析」をする習慣を持とうというお話です。
目次
人間は自分のことを過信する生き物
人は自分のことを過信する生き物です。
あなたは職場全体で自分が周りと比べて、どのぐらい仕事ができると思いますか。「まぁすごくできるとは思わないけど、平均よりは上だよ」と思いませんでしたか。
実は、自分の実力が平均より上と思っている人が「平均より多い」のです。どうやら、人は様々なことで他人より平均以上であると考えているようです。
あまり自分のことを過信しすぎると自分を見失う原因になります。さらに、本当によい結果になったとき「私ってすごい!」「俺って天才!」と漠然とした評価になりがちで、本当に「何が原因で良い結果になったのか」を分析しないのです。
好調なときほど分析をしよう
人は悩んでいるときには「どうして悪かったのか…」と反省したいり、分析をします。失敗したときも学ぶようにします。これは素晴らしいことです。
ただ、もっと大事なのが好調なときほど分析をしたほうがよいと思うのです。どうしても好調なときは、周りから「すごいね!」「さすがじゃん!」と言われることもあります。それも影響して、自分でも「いや、私ってすごいかも!」と過信する傾向になるのです。
それでは不十分で、好調な流れのときこそ、何が原因で結果につながったのかを分析してみてはいかがでしょうか。
たとえば、あなたがブログを書いているとします。思ったよりアクセス数が伸びないときは「何で伸びないのだろう?」と分析をすることもあるでしょう。同じようにアクセス数が伸びたときにも「何で伸びたのだろう?」と分析をしてみてください。
仕事やダイエットも同じで好調な理由を分析してみると良いと思います。
この習慣が一過性の良い結果で終わるのではなく、成功を導くのではないかと思うわけです。
健康なときこそ健康を意識した習慣
健康管理も同じです。
風邪を引いたときに「もっと気をつけておけば…」と後悔した人もいるのではないでしょうか。人は健康なときは自分で健康であることを忘れ、多少の無理をします。
体調を崩したり、病気になって初めて「もっと体調管理をしておけば…」と思ってしまうのです。
こうならないためにも「今、健康的なのであれば、なぜだろう?」と分析することで病気の予防にもなりますし、これからも健康習慣が持てるようになります。
どうしても人は好調なときは、気分も浮かれており、分析まで頭が回りません。ただ、そこを一歩踏み込んで「好調な理由を分析する」ことで、次の成功につながると思います。
もし、今のあなたが好調なことが続いているのであれば、「なぜ好調なことが起きているのだろうか?」と分析してみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●人は自分のことを「平均以上」と思いがち!
●好調なときは好調な理由を疎かにしがち!
●好調なときほど「分析」をしよう!