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生活の中で「レジリエンス」を高める方法

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生活の中で「レジリエンス」を高める方法

レジリエンスという言葉があります。日本語で言えば精神的な「回復力」や「適応力」のことです。

 

このレジリエンスが高いほど、ストレスに負けにくいうえに、魅力的な人間に見られやすいのです。

 

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は『生活の中で「レジリエンス」を高める方法』というお話です。もっとストレスの強くなりたい、もっと魅力的な人になりたい、という人は参考にしてみてくださいね。

 

 

 目次

「しなやか心」レジリエンスを高めよう

 

冒頭でご説明した通り、レジリエンスとは「回復力」や「適応力」のことを指します。もう少しイメージしやすくご説明すると「しなやかな心」です。

 

よく「折れない心をもとう!」と耳にすることがありますよね。その折れない心とはどのような心でしょうか。

 

なかには、ガチガチで頑丈で強固な心をイメージする人もいるかもしれません。ただ、強固な心の持ち主ほどポキッと折れやすいのです。その点、「しなやかな心」は折れにくいのです。

 

「しなやか心」レジリエンスを高めよう



堅い一本の木をイメージしてみてください。

 

どんなに堅い木でも強い台風や嵐がくるとポキッと折れてしまうことがあります。他方、しなやかな柳の木ではどうでしょうか。柳の木は、力が加わるとしなって曲がるので、なかなか折れにくいですよね。

 

つまり、ストレスに立ち向かう「強固な心」の強さを目指すよりも、柳のような柔軟で「しなやかな心」の強さを目指すほうが本当の意味で強い心を手にします。

 

レジリエンスが高い人の3つ特徴

レジリエンスが高い人の3つ特徴

①好奇心がある

レジリエンスが高い人ほど、様々なことに興味関心を持っています。「これはダメだから」「こんなのは自分に向いていない」など、何も行動をしないうちに可能性を狭めるのではなく、何事にも主体的につながっていく好奇心旺盛な要素をもっています。

 

②感情コントロール能力がある

人生ではトラブルがつきものです。レジリエンスが低いとストレスに影響を受けて、暴飲暴食に走ったり、自暴自棄になったり、第三者に八つ当たりをすることがあります。感情がコントロールできていません。

 

レジリエンスの高い人ほど感情のコントロールをおこないます。安定した感情を保つためには、ある程度テクニックでどうにかなります。当ブログの過去記事なども参考にしてみてください。なお、個人的に最もお勧めする感情コントロールの鍛え方は運動と瞑想です。

www.cocoro-quest.net

 

③肯定的な考え方をする

仕事で失敗したら落ち込むこともあります。新しい道に進もとうしたら悩むこともあるでしょう。レジリエンスが高い人ほど、未来に向かって「明るい希望」をもっています。

 

自分をいじめる無理な努力ではなく、成長につながる健全な努力ができるのです。もしネガティブな出来事に遭遇してしまった場合でも、否定的な解釈だけで終わらせるのではなく「こんな考え方もできないかな?」と肯定的な視点で解釈をします。

 

レジリエンスは恋愛や仕事でも重要

レジリエンスは恋愛や仕事でも重要


上司をイメージしてみてください。その上司が「あいつは役に立たない!」「会社はダメだ!」など何かにつけて不平不満ばかり言っていては、その上司に限らず、関係するメンバーや会社全体にも悪影響を及ぼします。

 

恋愛も同じです。「この店はダメ!」「あいつは最低だ!」と全てのことに文句をいっている相手を魅力的だと思わないですよね。

 

まともな人であれば、ネガティブな発言を繰り返している人とつきあいとは思いません。そうならないためにも生活の中で「レジリエンス」を高めるトレーニングをしておくことが吉です。

 

生活の中で「レジリエンス」を高める方法

生活の中で「レジリエンス」を高める方法

レジリエンスは普段の生活の中でも鍛えることができます。

 

その方法が「ロールモデル」をもつことです。ロールモデルとは具体的な行動や考え方を模倣・学習する人物です。いわゆる「お手本となる人物」のこと。

 

たとえば、大切な恋人と外にデートにいく予定だったのに雨になってしまったとします。ここで「なんで雨なんだよ」と感情のままに怒りをぶちまけたり、「自分の行いが悪いからだ」と無意味に自分を責めてはいてはレジリエンスは鍛えられません。

 

そこで、ロールモデル(お手本となる人物)を思い描きましょう。ロールモデルは身近な友人や過去の偉人、尊敬する有名人などで構いません。

 

ロールモデルになる人物の特徴

  • 冷静さを失わない人物
  • 尊敬できる要素がある人物
  • 肯定的な発想ができる人物

 

このようなロールモデルの人物像を思い描き、トラブルが起きたときに「あの人ならどうするだろう?」と考えてみるのです。

 

たとえば、せっかくのデートが雨だったら「Bプランとして家で一緒にNetflixを見る!」や「普段は行かないような美術館に足を運んでみる!」など思考を切り替えて行動(デート)に移します。よって、自分も相手も楽しい日常になります。

 

デートに限らず、仕事や家庭でもトラブルは起きますよね。

 

そんなトラブルに遭遇したときに「あの人ならどうするだろう?」「あの人ならどう考えるだろうか?」と一旦立ち止まり考える習慣をもってみてください。

 

日常の小さなトラブルをトレーニングだと思って、試してみるうちにレジリエンスが高まっていきます。

 

ねこひげ的まとめ

今回は「レジリエンス」を高める方法について書きました。

 

失敗しないように行動するのが大事な一方で、失敗しても再び前を向いて歩きだせる思考を持つことも重要です。

 

長い人生、トラブルに巻き込まれる可能性はありますし、先行きが不透明な時代、自分だけではどうしようもない社会的な影響で不利な立場になることもあります。

 

そんなときにレジリエンスが高いと、無駄に落ち込むこともなく、むしろトラブルを逆手にとって新しい行動のきっかけにすることができます。ぜひ、トレーニングだと思って生活の中で「レジリエンス」を高めてみてはいかがでしょうか。

 

おすすめ書籍

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●しなやかな心をもとう!

●レジリエンスが高い人ほど魅力的!

●ロールモデルを参考にトラブルに対処しよう!