「仕事の集中力を維持したいけど、すぐに切れちゃう……」「もっと勉強に集中したいけど、もう限界……」など集中力が保てないこともあるでしょう。
そこでネコ好き必見の「集中力を維持する方法」があります。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『集中力を維持したければ「ネコ+自然」の写真が最強!?』というお話です。
目次
集中力を維持する効果的な方法
仕事や勉強で集中したいけど集中できないことって誰にでもありますよね。僕も文章を書くときやイラストを描くとき、数時間もすると集中力が途切れてしまうことがよくあります。
そんな集中力が保てないとお悩みの方におすすめのが「ネコ+自然」の写真を見ることです。
ネコは、ただ可愛いだけじゃありません!実はネコの可愛さが人間の集中力に影響をすることを知っていましたか。
さらに自然の写真を見るだけでも集中力が維持できることを知っていましたか。「ネコ+自然」の写真が最強なんじゃないかと思っています。
「子ネコの写真」を見ると集中力が維持できる
2012年の広島大学大学院総合科学研究科で、幼い動物のかわいい写真をみた後には、注意を必要とする作業の成績がよくなることが実験によってわかりました。
幼い動物(子犬や子猫)の写真7枚を好きな順番に並び換えるという作業を1分半行わせたところ、手先の器用さを必要とする課題(実験1)や指定された数字を数列から探して数える課題(実験2)の成績が、写真を見る前と比べて、それぞれ44%、16%向上しました。
出典:広島大学
この研究結果では、動物の赤ちゃんの写真を見てから頭や手先を使う作業をすると、見ていないときよりも成績がよかったということです。
いや、猫の写真はずーっと見てられすますよね、と言いたいところですが、こちらの実験を行った入戸野宏教授はインタビュー記事で「ハマりすぎると仕事モードに戻れない弊害もある」という海外の研究にも触れています。
つまり、ネコの写真を見ると集中力が上がるけど、可愛いからと言って見過ぎには注意しようということです。
ちなみに入戸野宏教授が行った実験では、かわいいものを見せる時間は1分~1分半という長さだったらしいです。
「自然の写真」を見ると集中力が維持できる
もう一つ集中力維持に欠かせないモノがあります。
それが自然です。近くに自然があれば自然の中を歩いた方がリフレッシュにもなり、集中力も回復するかと思いますが、自然の写真を見るだけでも効果があるようです。
2008年のミシガン大学のMarc Berman氏らの研究によると、自然の風景を撮影した写真を見るだけでも注意力テストや作業記憶テストで好影響があったということです。
自然の中を歩いた学生のほうが、機嫌が良く、注意力テストや、一連の数字を逆から復唱するなどの作業記憶テストで、得点が大幅に高かった。それどころか、自然の風景を撮影した写真を見るだけで、少なくとも、街なかの通りの写真を見る場合と比べて、測定できるほどの好影響があった。
この研究では、自然の風景を撮影した写真を見るだけでも好成績な結果になったということがわかりました。近くに公園がない人や都会生活の人にも嬉しい報告ですね。
「ネコ+自然」=「岩合光昭さんの写真集」が最強!?
ネコの写真集と言えば、有名なのが動物写真家の岩合光昭さんです。しかも、岩合さんの写真ではネコの背景に自然も多く写っています。
集中力を上げたければ「ネコ」と「自然」の写真を見たほうが良いのであれば、岩合光昭さんの写真集はもってこいなのではないでしょうか。
こねこ
広島大学の研究で効果があったというのが動物の赤ちゃんでしたので、岩合さんがこれまでに出会った世界各地域の“子ネコ"たちに焦点を当てた写真集「こねこ」が良いのではないでしょうか。
こねこ カレンダー 2020
「こねこ」のカレンダー版もあります。自分の部屋にカレンダーとして飾っておけば、集中力が途切れたときに眺めて、集中力を回復する助けになってくれるかもしれません。
猫の恋
子ネコの写真集ではないのですが、本屋で一目惚れして買った「猫の恋」という本もオススメです。
詩季織々の風景に恋するネコの写真、それに猫句(猫を詠んだ句)が添えられていてときどき眺めています。風景もネコも楽しめる一冊です。
今回は集中力を維持したければ「ネコ+自然」の写真がいいかもというお話でした。ネコは可愛いだけじゃないんですね。
我が家ではネコを飼っています。もしかすると、こうしてブログやイラストの作業を進めるための助けになってくれているのかもしれません。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●子ネコの写真を見ると集中力が高まる!
●自然の写真を見ると集中力が高まる!
●岩合光昭さんの写真集は最強かも!