「子どもが不登校なのは自分のせい」「彼女が落ち込んでいるのは自分のせい」「同僚が失敗したのは自分のせい」こんなふうに、他人の問題を「自分のせい」だと思い込んで責任をすべて抱え込もうしていませんか。
今回は他人の人生まで抱え込むのは、ほどほどにしようというお話です。
もくじ
他人の人生まで抱え込む必要はない
あなたは「自分のせい」というのが口癖になっていませんか。家族や恋人、友達の問題が本当に「自分のせい」と言えるでしょうか。おそらく、多くのことが他人の問題は、やはり他人の問題なのです。
こういうと無責任に聞こえるかもしれません。特に血の繋がった家族のような関係だと余計にそうでしょう。ただ、「自分のせい」だと思って、他人の問題まで抱え込むと、あなたまで不幸になってしまいます。相手も明瞭な解決策に結びつかないので、両者が苦しんでしまう結果になるのです。
あなたが楽しむことから始めよう
あなたが一緒に不幸になっては、他人を救いたくても救うことができません。まずは、自分自身が楽しめるようになることが先決です。楽しめるというのは、言い換えれば心に余裕が持てるようになるということです。
その心の余裕が、相手のために繋がると思います。
もしかすると、他人の人生まで抱え込む必要はないというと「そんな無責任な!」と思うでしょうか。僕はそうは思いません。
理由は、他人を救うのに「自分のせいかどうか」なんてどうでもいいからです。例えば、「自分のせいだから、この人をよくしてあげたい」と思うのと「自分のせいではないけど、この人をよくしてあげたい」と思うのであれば、同じ「他人をよくしてあげた」でも後者の方が、よっぽどよいと思いませんか。間違いなく、依存関係になりにくいです。
もし、あなたが誰かのせいにする人生を過ごしていたら…
少し想像してみてほしいのですが、もしあなたが、何から何まで「誰か他人のせい」にした人生を歩んでいたらどうでしょうか。「仕事で失敗したの、あいつのせい」「恋人ができないのは、あいつのせい」「お金がないのは、あいつのせい」こんなふうな状態は、誰かに依存し続けることを繰り返すだけで解決に結びつきません。
やはり、自分の人生の責任は自分にあるのだと思います。それと同じように他人の問題も他人にあるのです。人によっては厳しい話に聞こえるかもしれませんが、僕はそう思います。結局のところ、自分が問題と向き合って変えていく必要があるのです。
最後に
他人の人生まで抱え込んで生きる必要はないと思います。無責任になろうという話ではありません。自分のせいじゃなくても、相手のためになることを見つけて実行しようという話です。その状態だと、心にも余裕が生まれますので、お互いにとっても良い結果に結びつきやすいと思います。
また、「誰かのせいだ!」と思うのもやめましょう。犯人探しをする人生よりも、依存から抜け出して、自分の人生を楽しく生きた方がよっぽど有意義です。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
● 他人の問題を「自分のせい」だと思うのをやめる!
● 自分のせいじゃなくても、手助けできることを考える!
● あわせて「誰かのせい」にする生き方もやめる!