ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

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社会人になったら「仮説」で決定し、「結果」から学ぶ

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社会人になったら「仮説」で決定し、「結果」から学ぶ
社会人になると、100%の確信がもてる答えが少なくなります。学生時代なら、100%答えが出る問題を解けばよかったのですが、大人の世界は違います。

 

学生時代とは違うアプローチで、物事の答えを導き出す必要があります。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今回は社会人になったら「仮説」で決定し、「結果」から学ぼうというお話です。
 

 目次

 

社会人になると「適切な問題」も自分で設定する必要がある

 

僕らが義務教育で学んできた勉強には、正しいとする回答がありました。先生たちは問題と解答を確認してテストの採点をします。そして生徒の評価を決めるのです。

 

ただ、大人になったらどうでしょうか。

 

すでに社会人経験をされている方なら想像がつくかと思いますが、多くの場合、大人になると「100%答えの出る問題」が与えられません。

 

例えば、「営業成績を上げろ!」という課題が上司から与えられたとします。「これをやれば、100%営業成績を上げられる」という解答はありません。

 

ここで必要なのは「答えを導き出すための情報を正しく集める」ことです。すなわち、「適切な仮説」を立てることが大事です。

 

社会人になったら「仮説」で決定し、「結果」から学ぼう

社会人になったら「仮説」で決定し、「結果」から学ぼう

100%の答えがないのであれば、自分で問題と回答を作り出していく必要があります。そのために「仮説」をたてることが大事です。

 

「営業成績を上げる!」という課題があるのであれば、まずは自分で思いつく限り仮説を考えてみるのです。

 

・テレアポをする

・既存顧客に新規客を紹介してもらう

・新しい商品を紹介する

・訪問回数を増やす

 

など、自分で思いつく仮説を書き出します。ただし、ここに100点満点の正解はありません。あくまで、仮説なのです。そして、洗い出した仮説から現実的な仮説を選んで実行に移しましょう。

 

現実的な仮説を実行する

現実的な仮説を実行する

忙しい社会人が仮説を実行するために制約があります。それが「時間」「お金」です。

 

結果を出すためには何ヶ月も何年もかけられません。また、会社(または個人)の資金力にも限りがあります。この限らた「時間」と「お金」のことを念頭にした仮説が「現実的な仮説」となります。

 

例えば、営業成績を上げるために訪問回数を増やすとしたら「1日に3社が限界だ。こうなると、時間のわりに効果的ではない…」という結論になるかもしれません。

 

他に「信頼できる既存客に相談していみるのは時間もお金もかからないから、やる価値はある」など制度の高い「現実的な仮説」が導き出せることもあるかと思います。

 

結局のところ、やってみないとわからない

結局のところ、やってみないとわからない

「A/Bテスト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。A/Bテストとは、webマーケティング手法の一つで、簡単に説明ると例えば「webページをAパターン、Bパターンの2パターン用意し、どちらが価値があるwebページか判断する」のです。

 

よく2つのWEB広告を用意し、どちらも配信をして、より成果が高かったほうを継続的に配信するというような方法をしている企業もあります。

 

この「A/Bテスト」と同じように、100%の確信がないところでは「まずはやってみないとわからない」ということです。

 

だから、社会人になり会社や上司から難しい(答えのない)課題が与えられたときは、自分で仮説をよく考えて実行に移すことが大事です。

 

「結果」から学ぶ 

「結果」から学ぶ

自分が考えた「仮説」を実際に試してみてください。「うまくいった」「うまくいかなかった」と結果が出るはずです。

 

「うまくいった」場合は、自分の仮説があっていたのでしょう。自分のことを褒めてあげましょう。

 

また、逆に「うまくいかなった」場合でも落ち込む必要はありません。ダメだった原因があるはずです。

 

例えば、結果が失敗だとしても自分が考えた仮説のもと失敗したのであれば、必ず学べることがあるはずです。

 

「楽天」の創業者である三木谷浩史さんが以下のような言葉を残しています。

 

ビジネスは試験違って、問題に対する正解は用意されていない。問題が生じる。その解決法を考える。その解決法が正しいか、間違っているかは、実際にそれを適用して初めて判断できる。ただし、ビジネス全体にかかわる問題の場合には、思いついた解決法をそのまま適用するわけにはいかない。そこでまず仮説に基づいて、小さな実験をする。その結果を検証して、ビジネス全体に適用できるかどうかを判断する。

出典:三木谷浩史の名言・格言|仮説→実行→検証→仕組化

 

三木谷さんは「仮説→実行→検証→仕組化」が大事だと話します。仕事を進める上では具体的なアクションプランを描こうということです。

 

最後に

大人になると、100%の確信が持てないことに挑戦しなければいけません。中には、「会社に言われるがまま」「上司に言われるがまま」に仕事をしている人もいるかもしれませんが、これからの厳しい時代、長続きはしないでしょう。

 

少なくとも、自分で仮説と実行を繰り返してる社会人とは確実にスキルの差が広がってしまいます。やはり「試行錯誤する習慣」は、ないよりかあったほうがよいと思う次第です。

 
どうぞ、よしなにお願いします。

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●大人になると「100%答えの出る問題」が与えられない!

●現実的な仮説を選んで実行しよう!

●「仮説→実行→検証→仕組化」をしよう!