ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

人生が劇的に変わる『ねこひげ』の心を強くする人生案内

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後知恵バイアスから脱却をして推論力を鍛えよう

後知恵バイアスから脱却をして推論力を鍛えよう

あなたは、何かものごとが起きた後に「こうなることはわかっていたよ」という言葉が口癖になっていませんか。

 

例えば、他人が失敗したとします。そのときに失敗した後に「失敗すると思っていた」と、あたかも予測していたように発言することです。本当は、これ予測できていなかった可能性がありますよ。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今回は『後知恵バイアスから脱却をして推論力を深めよう』というお話です。

 

 

 目次

 本当に「こなるとわかっていた」のか? 

あなたは他人が失敗したとき、または成功したときに「こなるとわかっていたよ」と予測したような発言を後付けですることはありませんか。

 

たとえば、デビュー当時から知っているアーティストが国民的に有名になった途端に、「俺は有名になるって思っていたぜ」というふうな思考になることです。

 

こなるとわかっていた 

たまにテレビのワイドショーのコメンテーターでも、事件が起きた後に「このような事件が起こると思っていました」と、あたかも予測していたように発言する人がいます。本当に予測できていたのであれば、予防策を提示してくれれば言うまでもありません。

 

ただ、本当は予測できていなかったのではないかと考えられるのです。

 

これは「後知恵バイアス」で説明ができます。 どんな人も陥る可能性があるバイアスですよ。

 

後知恵バイアスとは?

後知恵バイアスとは?

結果を知ることで、そうなるのが当然のような気がすることがありませんか。これを「後知恵バイアス」と言います。

 

後知恵バイアス(あとぢえバイアス、英: Hindsight bias)は、物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。後知恵バイアスは、政治・ゲーム・医療など様々な状況で見られる。後知恵バイアスに関する心理学実験では、事象の予測が当たった場合に被験者は発生前よりも予測が強かったと記憶する傾向があることが分かっている。あと知恵バイアスと表記することもある。

出典:後知恵バイアス - Wikipedia

 

災害が起きたあとに、急に預言者らしき人たちがあらわれて「この災害を予言していた」と発言し始めるのは、だいたいは後知恵バイアスが働いていると考えられます。

 

このような特別な人ばかりでなくても、あなたも後知恵バイアスになっている可能性はあります。冒頭に話したような他人の失敗に対して後付けで「失敗していると思っていたよ」と発言するのも後知恵バイアスの可能性が高いのです。

 

後知恵バイアスの欠点

後知恵バイアスの欠点

後知恵バイアスが働くことで、自分の直感力や判断力を過信してしまうケースがあります。

 

つまり、自分の直感力が優れていると思い込むことで、その事象に対してそれ以上に分析したり考えたりしなくなってしまうことが欠点となるということです。

 

予測することは大切です。ただ、後知恵バイアスの場合は結果を知った後から判断しているので、いざ結果がわからない状態で推論しなければいけない場面に出くわすと、推論できなくなってしまいます。

 

だからこそ、後知恵バイアスから脱却して推論力を鍛えておく必要があります。

 

都合のいい理屈をこじつけになっていないか考える

都合のいい理屈をこじつけになっていないか考える

ある事象が起きた時に「こうなると思っていたよ」と自分の直感だけを評価するのではなく、本当に「こうなると思っていたのか」と考え直してみてください。

 

世の中の事象について、都合のいい理屈をこじつけようと思えばいくらでもできてしまいます。だからこそ、都合よく解釈していないか、後知恵バイアスに陥っていないかを考え直してみてください。

 

後知恵で納得して終わらせるのでなく、「本当にそうなのか」を確かめるための思考転換をしてみるのです。

 

プロセスに目を向けられるようになる

後知恵バイアスとは?

ものごとの成功も失敗も「結果」だけをみるのではなく、「プロセス」にも注目することが大事です。

 

たとえば、あなたの部下が失敗したとして「そんなやり方じゃ、失敗するのわかっていただろ」と結果だけに注目して叱責することにあまり意味はありません。

 

失敗した結果だけで判断するのではなく、「なぜ失敗したのか」「失敗しない方法はあったのか」などプロセスに注目してあげることで、次から部下の失敗する可能性を低くすることができます。

 

どうしても後知恵バイアスが働いてしまうと、結果重視の思考になりがちです。ですが、後知恵バイアスの存在を知ることでプロセスにも目を向けられるようになります。

 

起こりえたかもしれない別の事象を検討する

起こりえたかもしれない別の事象を検討する

後知恵バイアスから脱却するためには、起こりえたかもしれない別の事象を検討することも大事です。

 

たとえば、あなたが応援しているプロ野球チームがあったとします。

 

優勝した結果のあとに「今シーズンは優勝すると思っていたよ」と思うのではなく、もし「負けていたらどうなっていたか」を試しに検討してみるのです。

 

このように「うまくいった結果」と「うまくいかなかった結果」など色んな角度で考えてみることで、自分の直感を過信してしまう気持ちを中和できるようになります。おのずと、推論力も鍛えられるでしょう。

 

ねこひげ的まとめ

「こうなると思ってたよ」「こなることはわかっていた」という言葉が自分の口から出てきたら、本当にそうだろうかと立ち止まって考えてみてください。

 

人は、ある程度のことは都合のいい理屈で説明ができます。そして、自分の直感を過信してしまうケースがあります。これでは、本当に推論しないといけない場面で困ってしまいます。

 

ぜひ、後知恵バイアスから脱却して推論力を鍛えてみてはいかがでしょうか。

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●人は自分の直感を過信してしまうことがある!

●物事が起きた後に予測可能だった考えるのは後知恵バイアス!

●「本当にそうだろうか」と多角的に考えよう!