どうしても人間は、自分のダメなところや欠点に目を向けて悩みます。確かに、自分のマイナスポイントに目を向けることは辛く痛みを伴います。
でも、同じような境遇でも幸せな人と不幸せな人がいるのはなぜでしょうか。それは、不運を受け入れているかどうかだと考えます。
もくじ
自分のダメなところばかり考えてしまう心理
自分の欠点ばかりを考えてしまう人がいます。自分のマイナスポイントばかりに目を向けしまい、「だから私はダメなんだ」というように、自分ができていないことを考える癖がついている人がいます。
このような人の特徴は、自己評価が低いということが考えられます。自己評価が低くなる原因は様々です。例えば、小さい頃に厳しい親に怒られてばかりで「自分はダメなのかも」と考える癖が付いている人もいれば、いじめにあって劣等感から自己評価が低くなったという人もいます。
幸せな人は不運を受け入れている
一見、不幸な境遇にいるような人でも「幸せそうに生きている人」がいます。このような人の特徴は、不運な境遇を受け入れているということです。
この場合の「不運」は人それぞれです。自分のコンプレックスかもしれませんし、今いる環境かもしれません。このような人の特徴は「この不運のおかげで私は幸せでいられる」と話すのです。
僕の友人で、住む家がなくなった人がいます。実質、ホームレスです。彼は、家がないのに「家がなくなっちゃった(笑)」と笑って話します。ほとんどの人なら、家がなくなれば不安になることでしょう。
ただ、彼は寝泊まりは友人宅を転々とすれば何とかなると楽観的です。一見、不運に思える家がないということを受け入れて幸せに生きています。
幸せを感じる心が人を幸せにする
億万長者でも不幸せな人もいあれば、貧乏でも幸せな人もいます。それは幸せを感じる心を持っているかどうかです。
つまり、今ある境遇に幸せを感じる事ができる人は、やはりどんな境遇でも幸せなのです。もしかすると、幸せとはお金や名誉ではなく、心で作られるものかなと思います。もちろん、お金や名誉はきっかけになるのですが、そのきっかけをどのように感じるかは「人間の心」です。
ただ、万人がプラス思考になれない
とは言っても、それほど簡単に不運を受け入れることは難しいです。個人的に「不運を受け入れて幸せになっている 人」というのは、もともと楽観的だったり、プラス思考だったりするのではないでしょうか。
では、自己評価が低くて「自分はダメ」だと思っている人が幸せになるためには、どのようにすればいいのでしょうか。
欠点=ダメ人間ではないことを知る
自分の欠点やコンプレックスがあることがダメ人間になるかというとそうではありません。「欠点がある」と「ダメだと感じる」ことを切り離して考えましょう。
自己評価が低いのが問題です。まずは自分に価値あること知りましょう。
日常の小さな幸せを感じる
日常的に考えていることでもいいですし、日常の出来事でもいいです。そこに、自分が感じた小さな幸せなポイントをスマホやメモ帳に記しましょう。記すことで、自分の思考の癖がわかります。
もしかすると考えすぎかなとか、こんなところにも小さな幸せがあったんだとか新たな発見があります。オススメは、一日の終りに3つの良いことを日記をつけることです。心理学的に実証されているオススメの方法です。
他人の尺度で生きない
相手から良い人と思ってもらうことに必死になると、結果的に自分を苦しめることになります。それは、他人の尺度で生きようとするからです。要は「見栄」とも言えます。
他人の幸せを感じるポイントと、自分が幸せを感じるポイントが違う場合は多分にあります。つまりは、他人の尺度では幸せになれないのです。一時的に、他人になくて自分がもっていれば、優越感に浸ることもあるかもしれませんが、幸せポイントが違えば結局虚しくなるだけです。
他人の尺度で生きない。例えば、社会的常識や周囲の目は、参考程度にして、自分の尺度で幸せを感じる心を持つようにしましょう。
最後に
不運を受け入れるということは、難しいかもしれません。とくに自己評価が低くなっている人にとっては勇気がいることでしょう。ただ、自分を受け入れているということは、自分の価値を信じるということです。
自分の価値を信じるというのは、何ものにも変えられない勇気になります。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 幸せを感じる心が幸せにする!
- 他人の尺度生きない!
- まずは小さな幸せ発見名人になろう!
To be continued…