こんなふうに久しぶりに会う友人や昔の同僚に対して「あれ?変わってしまった…」と思うことがありませんか。年末年始シーズン、同窓会などで旧友と会う人も多いことでしょう。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「あの人は変わってしまった」のではなく「がんばる場所が変わった」というお話です。
目次
「あの人は変わってしまった」と思う心理
同窓会で久しぶりの友人に会うと「なんか変わったよな……」と思うようなことはありませんか。
先にいうと、人それぞれの道を生きているので「変わって当たり前」です。
ただ、このとき相手のことを下に見ていませんか。たとえば、「あれ?昔はもっとやる気に満ちあふれていたのに…」「今は社会にのまれたサラリーマンだな…」と相手のことをどこか見下した感じで考えてしまうこと。
人は成長を実感したい生き物です。
そのとき過去の自分と比較して成長を実感することもあれば、他人と比較して成長を実感することもあります。
昔の友人や同僚と比較をして「私のほうが成長している」という実感を無意識にしてしまうのです。なかには「もう生きる世界が違う」「あの人とはステージが変わった」という心理で相手を見る人もいます。
確かに、そう思うのも悪くはありません。
理由はどうあれ、価値観も変われば、生き方も変わるでしょう。ただ、もう一歩踏み込んで考えてみてはいかがでしょうか。とくに、相手を見下すような感覚になりがちな人は思考の変換をしてみてください。
僕は「あの人は変わってしまった」というよりは「がんばる場所が変わった」と思うわけです。
それぞれがそれぞれの場所でがんばっている
それぞれがそれぞれの場所で頑張っています。
たとえば自分が「仕事熱心なモード」のときに、昔の友人に会うと「仕事熱心ではなかった」とします。そのとき、相手に対して「もっと、仕事がんばれよ」と思いがちです。
ですが、実は「がんばった場所が変わった」だけかもしれません。
仕事には熱がこもっていないかもしれないけど、人が知らないところで家庭を築き日々家族サービスをがんばっていることもありえます。
また、元気がない昔の友人と会っても、それは「今は苦しみや悲しみと向き合い、日々奮闘している」可能性だってあります。
「それぞれがそれぞれの場所でがんばっている」それでいいじゃないでしょうか。
「あの人は変わってしまった」という視点で見るのか、「あの人はがんばる場所が変わった」という視点で見るのかで相手に対する印象まで変わってきます。
がんばる場所が変わっただけで、相手も何かをがんばっているのです。そんなふうに想ってみるのもよいかと思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●変わってしまうのは当たり前!
●人は成長を実感したい生き物!
●がんばっている場所が変わっただけ!