「これで本当に大丈夫かな」「もしうまくいかなかったらどうしよう」。そんなふうに、まだ起きてもいない未来のことで頭の中がいっぱいになって、何もしていないのにぐったり疲れてしまう、そんなことありませんか。
でも、冷静になって考えてみると、未来ってまだ来てないんですよね。だからこそ、今の自分がどれだけ考えても、どうにもできないことがほとんどです。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
心配になりそうなとき、こうつぶやくようにしています。「あしたのことは、あしたの自分がなんとかする」。そう思えるだけで、心が少し軽くなったりします。
目次
まじめな人ほど、未来を心配してしまう
心配は、がんばり屋の証拠
未来のことが不安になるのは、あなたがまじめに、一生けんめい生きている証拠です。うまくやりたい、ちゃんとしていたい、失敗したくない。そう思えること自体が、すごいことなんです。
未来は、予想通りにならないもの
でも実際には、未来ってほとんど予想通りには進みません。どれだけ準備しても、どこかで想定外のことは起こるし、逆に心配していたことがまったく起きないこともよくあります。
だから、心配に時間を使いすぎるのは、ちょっともったいないと思うのです。
「今ここ」に意識を戻すだけで、少し楽になる
いま目の前にあることに集中しよう
未来のことを考えすぎて、今やれることに手がつかなくなってしまうのは、本当にもったいないです。だから僕は、心が不安でいっぱいになったときこそ、「いま、自分にできることってなんだろう?」って考えるようにしています。
小さな掃除でも、コーヒーをいれるでも、何でもいい。目の前にあることを一つやってみると、頭の中のぐるぐるが少しだけ止まります。
「また考えすぎてるな」に気づけたら十分
不安な気持ちがわいてきたとき、まず大切なのは、そのことに気づいてあげることです。「あ、またいつもの考えすぎモードに入ってるな」と思えたら、それだけで感情に流されにくくなります。がんばって不安を消そうとしなくていいのです。
ただ「今は不安なんだな」と認めてあげること、それが最初の一歩です。
60%で動いてみると、未来が変わる
完璧じゃなくても、一歩でいい
僕もそうですが、慎重なタイプの人って「100点の準備ができるまで動けない」ことがよくあります。でも実際は、完璧を待っていたらいつまでも前に進めません。そこで僕は「60%納得できたら動く」っていうルールをつくりました。
ちょっと不安が残っていても、まあまあ大丈夫そうなら、まず動いてみる。そうすると、思った以上に前に進むことがあります。
うまくいかなくても、あとで直せばいい
完璧じゃなくても大丈夫。
あとから修正しても全然かまいません。最初から正解なんて、誰にもわからないものです。だから、まずは手を動かしてみる。たったそれだけのことで、不安で止まっていた未来が、少しずつ現実に変わっていきます。
続けるコツは、「ゆるさ」を持つこと
週に2〜3回で十分です
何かを続けようとするとき、「毎日ちゃんとやらなきゃ」と思いすぎると、すぐに疲れてしまいます。だから、「週に2〜3回だけやればOK」と決めています。
それでも続けられたら、自分をほめてあげる。たとえ1回だけだったとしても、「今日はできた」がちゃんと残る。それだけでも自信になりますよ。
つらいときは、人に頼っていい
どうしてもしんどいときは、ひとりでがんばらなくていいです。信頼できる友だちや家族、あるいは専門家に頼るのも立派な選択です。「話すだけで気持ちが軽くなった」って感じること、ありますよね。
あなたも誰かに気持ちを打ち明けてみてください。それだけでも、不安は少し遠ざかっていくはずです。
今日、僕があなたに伝えたいこと
未来のことで悩むのは、まじめでやさしいあなたの一面。でも、すべてを一人で抱え込まなくて大丈夫です。未来は、未来のあなたがきっとなんとかします。だから、今日の目の前にあることに集中すれば、それで十分なのです。
深呼吸して、小さなことをひとつだけ。そんな毎日の積み重ねが、やがて未来をゆっくりと変えていってくれます。
- 不安に気づけたらOK
- 60%で一歩ふみ出す
- 自分にやさしいペースで
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