あなたの人生を、より良くしていくためには自制心(セルフコントロール)が必要です。
あなたの周りに何かとイライラしている人や感情の浮き沈みが激しい人はいませんか。そんな人は自制心が低い人です。
もしかすると、自分自身が自制心がないという人もいるかもしれません。安心してください。自制心は習慣次第で強くなります。そして、周りの自制心が低い人の影響も受けなくなるのです。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『自制心が強い人の習慣「未来の自分へ共感する」』というお話です。
目次
自制心が強い人って?
そもそも自制心とは何でしょうか。自制心は英語で「self control(セルフコントロール)」と表します。つまり、自分の感情、思考、行動を自分自身で管理できるかどうかを意味しています。
この自制心が人生において重要でして、自制心が高い人ほど仕事やプライベート、人間関係がうまくいきやすいと言われています。
たとえば、ダイエット中に甘いものを我慢したり、運動を怠けたい気持ちを抑えるのも自制心ですね。自制心が強ければ、自分の感情、思考、行動をコントロールできるので、今取り組むべきことに集中して結果的にダイエットが成功するというわけです。
もちろん、ダイエットに限らず勉強や掃除、健康的な習慣にも自制心があれば、目標を達成しやすくなります。自制心の有無で、おのずと人生がより良い方向にいくのは納得ではないでしょうか。
では、この自制心が強い人ってどのような習慣をもっているのでしょうか。
自制心を強くする方法としては、有名なところで瞑想や運動、日記などあるのですが、もう一つおすすめな習慣を紹介します。
それが「未来の自分へ共感する」です。
未来の自分へ共感する
自制心が強い人って「未来の自分へ共感する」ことが上手な人だと言えましょう。とは言ってもイメージがしにくいと思うので図で説明します。
こんなイメージで、現在の自分と未来の自分の「心理的距離」が近いと自制心が強くなります。この心理的距離は、現在の自分が未来の自分に共感することで近くなります。
現在のあなたは、未来の自分に共感をできていますか。
未来の自分へ共感する2つのポイント
- 未来の自分になって考える(共感力)
- 客観的な視点(メタ認知)
まずは未来の自分に共感するために大事なのが、「未来の自分の気持ちなって考える」ことです。運動習慣をつけたいのであれば、未来の自分が「どんなところでサボりたくなるのか」「どのような達成に喜びを感じるのか」など想像をしてみてください。
未来の自分が挫折しそうなことがあれば、予め排除するようにします。未来の自分が満足するようなことがあれば、それに向けて行動をするのです。ポイントは、未来の自分を過信しすぎず、また卑下しすぎずニュートラルに「未来の自分の気持ちなって考える」ことです。
そして、客観的な視点も重要です。「メタ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。心理学でメタ認知、またはメタ思考と言われるもので、わかりやすく言うと「自分自身を客観的に見る」ことです。
人は客観的な視点を持つことで「気づき」を得られやすくなります。
たとえば「自分はダメ人間だ」と思っていたとしても、客観的な視点を取り入れることで「ダメなところもあるかもしれないけど、良い面もある」など新たな視点で自分自身を見ることができます。
自らを成長させるためにも「客観的な視点」が必要になります。
今回は自制心(セルフコントロール)について書きました。
自制心を強くするために重要なのは未来の自分に共感することです。まとめると
- いかに現在と未来の心理的距離を近づけるか
になります。
そのためにも「未来の自分になって考える」「客観的な視点」を取り入れてみてください。自制心を鍛えておくのは人生において必ずプラスになるので、瞑想や運動、日記といったことを習慣にしつつ、未来の自分へ共感してみてはいかがでしょうか。
おすすめ本
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●自制心が強いと人生がプラスになる!
●未来の自分に共感しよう!
●共感力と客観的な視点が重要!